AdSense ブートキャンプ 第3回 - ページにAdSense広告を貼ろう!
Posted:
Wednesday, August 29, 2007
2007年8月29日
Posted by Inside AdSense チーム
AdSense ブートキャンプ 3回目となる今日は、前回登録を行ったサンプルサイトに、実際に AdSense 広告を導入するまでの流れをご説明したいと思います。そして、広告導入後の効果測定と、広告主様へのサイトのアピールのために、カスタムチャネルの設定までご一緒にやってみましょう。
実際に AdSense を導入いただくためには、皆様のウェブサイトのソースコード(HTML コード)に手を加えていただく必要があります。レンタルブログなどをお使いの方は、ぜひ提供元のプロバイダ様のヘルプや FAQ も同時に参考にご覧ください。
では、まず始めに前回登録したアカウントで AdSense へログインします。
メニューバーより「AdSense 設定」をクリックし、サイトに追加する広告プロダクトを選びます。
今回は最も基本的な AdSense 広告である「コンテンツ向け AdSense」を選びましょう。

ウィザードに従い、サイトに表示される広告ユニットのフォーマットを選びます。用意されているフォーマットの種類については、こちらをご覧ください。
コンテンツ向け AdSense には、「広告ユニット」と「リンクユニット」の2つの種類があります。
一般的には、スペースやデザインが許す限りは「広告ユニット」の使用をおすすめします。また、広告ユニットの中には、テキスト広告以外に、イメージ広告や動画広告が表示可能なサイズもご用意しています。少しでも多くの広告に対応し、皆様のページに多様性と競争力を持たせるためにも、ここは「テキスト広告およびイメージ広告」を選択いただき、イメージ、動画広告の表示も可能な設定にするのがよいでしょう。

もちろん、あらかじめ用意された数種類の配色以外にも、皆様のサイトに合わせた色の配色も選ぶことができます。また最近追加された機能として、角の丸い枠線を選ぶこともできるようになりました。

詳細オプションで選ぶことのできる「代替広告」とは、コンテンツにマッチした広告が無い、あるいはまだクロールが完了しておらずコンテンツマッチした広告が配信されない場合など、何らかの事情で広告が表示されない場合に、そのスペースへ何を表示するかを選ぶことができます。通常の個人サイトの方であれば、「公共広告」をお選びいただけば、まず間違いがないかと思います。代替広告の詳細はこちらをご覧ください。
次に広告のパフォーマンスをトラッキングするためのチャネルの設定を行ってみましょう。

ところで、チャネルとはいったい何でしょう?
このチャネルを用いると、URL ごと、または設定したチャネルごと(カスタムチャネルといいます)の広告のパフォーマンスを個別にトラッキングすることできます。このチャネルを上手に使うことにより、
- 複数の URL ごとの比較
- 同じページ内の広告ユニットごとの比較
など、様々な角度から AdSense のパフォーマンスをトラッキングすることが可能になります。チャネルについての詳細はこちらをご覧ください。
さて、今回はトップページ内に 3 つの広告ユニットと 1 つのリンクユニットを配置し、それぞれの結果を個別にトラッキングすることにし、下記のような4つのカスタムチャネルを設定することにしました。
・index_top_ad トップページ上部広告ユニット
・index_right_ad トップページ右広告ユニット
・index_bottom_ad トップページ下広告ユニット
・index_lu トップページリンクユニット
それぞれの広告ユニットを生成する際には、適切なチャネルを選んで「追加」をクリックしていただければ、その広告ユニットが特定のチャネルとしてトラッキング可能になります。
また、このチャネルは、様々に組み合わせることで、より高度なトラッキングが可能になるだけではなく、広告を掲載する場所を探している広告主様へ皆様のウェブサイトをアピールすることもできます。
AdSense の広告は、サイトのコンテンツにマッチした広告が配信されるだけではなく、広告主様側から特定のサイトをターゲットとして選び、広告を配信することも可能です。このカスタムチャネルの設定で、「サイト全体のコンテンツ」と「サイト内でどの場所に表示されるか」などの情報を詳しく記述することで、皆様のサイトがよりターゲットされやすくなり、マッチした広告が表示される可能性が高まります。
例えば今回のブログでは、以下のようにカスタムチャネルの説明を追加してみました。

これならば、渋谷の女性をターゲットとする商品の広告主様に選ばれやすくなるかもしれません。ここで記入した情報は、AdWords の広告主様がキャンペーンを設定する「サイトツール」内で検索することができるため、自分のサイトを上手にアピールすることが重要です。
ウィザードを最後まで進むと、下記のような画面で広告のコードが現れます。あとはこのコードをコピーして、皆様のウェブサイトの広告を表示したい箇所のソースへペーストするだけです。

無事に作業が完了したら、実際のウェブページを見てみましょう。今回はとりあえず広告を導入、、ということで、ページの一番上にハーフ バナー (234x60)、そしてメニューバーの中にスカイスクレイパー (120x600)を追加してみました。もちろんそれぞれの広告ユニット生成時には、あらかじめ設定していたカスタムチャネルをユニットごとに選択しています。
以下のように、きちんと広告が表示されていれば成功です。

しかし、実際には広告を導入してからしばらくの間は、コンテンツにマッチした広告ではなく、公共広告が表示される場合もあります。
これは Google の検索クローラーが皆様のページを自動的に巡回して、ウェブサイトのコンテンツの中身の分析が終了するまでの間表示されるものですので、クロール完了後は正しい広告が表示されるようになります。
いかがでしょうか?
ウェブページを更新するための少しの知識があれば、どなたでも簡単にご利用いただけるのが AdSense の特徴です。ただ追加するだけでは見た目はいまいちかもしれませんが、まずはページに広告を表示させることが、 AdSense を体験する一番の近道です。以前アカウントを取得したのに広告を掲載していない方がもしいらっしゃいましたら、この機会にぜひお試しください。
次回は、実際に掲載した広告のパフォーマンスを計測するための、「レポートの機能」についてご紹介します。お楽しみに。
Posted by Inside AdSense チーム
AdSense ブートキャンプ 3回目となる今日は、前回登録を行ったサンプルサイトに、実際に AdSense 広告を導入するまでの流れをご説明したいと思います。そして、広告導入後の効果測定と、広告主様へのサイトのアピールのために、カスタムチャネルの設定までご一緒にやってみましょう。
実際に AdSense を導入いただくためには、皆様のウェブサイトのソースコード(HTML コード)に手を加えていただく必要があります。レンタルブログなどをお使いの方は、ぜひ提供元のプロバイダ様のヘルプや FAQ も同時に参考にご覧ください。
では、まず始めに前回登録したアカウントで AdSense へログインします。
メニューバーより「AdSense 設定」をクリックし、サイトに追加する広告プロダクトを選びます。
今回は最も基本的な AdSense 広告である「コンテンツ向け AdSense」を選びましょう。

ウィザードに従い、サイトに表示される広告ユニットのフォーマットを選びます。用意されているフォーマットの種類については、こちらをご覧ください。
コンテンツ向け AdSense には、「広告ユニット」と「リンクユニット」の2つの種類があります。
一般的には、スペースやデザインが許す限りは「広告ユニット」の使用をおすすめします。また、広告ユニットの中には、テキスト広告以外に、イメージ広告や動画広告が表示可能なサイズもご用意しています。少しでも多くの広告に対応し、皆様のページに多様性と競争力を持たせるためにも、ここは「テキスト広告およびイメージ広告」を選択いただき、イメージ、動画広告の表示も可能な設定にするのがよいでしょう。

もちろん、あらかじめ用意された数種類の配色以外にも、皆様のサイトに合わせた色の配色も選ぶことができます。また最近追加された機能として、角の丸い枠線を選ぶこともできるようになりました。

詳細オプションで選ぶことのできる「代替広告」とは、コンテンツにマッチした広告が無い、あるいはまだクロールが完了しておらずコンテンツマッチした広告が配信されない場合など、何らかの事情で広告が表示されない場合に、そのスペースへ何を表示するかを選ぶことができます。通常の個人サイトの方であれば、「公共広告」をお選びいただけば、まず間違いがないかと思います。代替広告の詳細はこちらをご覧ください。
次に広告のパフォーマンスをトラッキングするためのチャネルの設定を行ってみましょう。

ところで、チャネルとはいったい何でしょう?
このチャネルを用いると、URL ごと、または設定したチャネルごと(カスタムチャネルといいます)の広告のパフォーマンスを個別にトラッキングすることできます。このチャネルを上手に使うことにより、
- 複数の URL ごとの比較
- 同じページ内の広告ユニットごとの比較
など、様々な角度から AdSense のパフォーマンスをトラッキングすることが可能になります。チャネルについての詳細はこちらをご覧ください。
さて、今回はトップページ内に 3 つの広告ユニットと 1 つのリンクユニットを配置し、それぞれの結果を個別にトラッキングすることにし、下記のような4つのカスタムチャネルを設定することにしました。
・index_top_ad トップページ上部広告ユニット
・index_right_ad トップページ右広告ユニット
・index_bottom_ad トップページ下広告ユニット
・index_lu トップページリンクユニット
それぞれの広告ユニットを生成する際には、適切なチャネルを選んで「追加」をクリックしていただければ、その広告ユニットが特定のチャネルとしてトラッキング可能になります。
また、このチャネルは、様々に組み合わせることで、より高度なトラッキングが可能になるだけではなく、広告を掲載する場所を探している広告主様へ皆様のウェブサイトをアピールすることもできます。
AdSense の広告は、サイトのコンテンツにマッチした広告が配信されるだけではなく、広告主様側から特定のサイトをターゲットとして選び、広告を配信することも可能です。このカスタムチャネルの設定で、「サイト全体のコンテンツ」と「サイト内でどの場所に表示されるか」などの情報を詳しく記述することで、皆様のサイトがよりターゲットされやすくなり、マッチした広告が表示される可能性が高まります。
例えば今回のブログでは、以下のようにカスタムチャネルの説明を追加してみました。

これならば、渋谷の女性をターゲットとする商品の広告主様に選ばれやすくなるかもしれません。ここで記入した情報は、AdWords の広告主様がキャンペーンを設定する「サイトツール」内で検索することができるため、自分のサイトを上手にアピールすることが重要です。
ウィザードを最後まで進むと、下記のような画面で広告のコードが現れます。あとはこのコードをコピーして、皆様のウェブサイトの広告を表示したい箇所のソースへペーストするだけです。

無事に作業が完了したら、実際のウェブページを見てみましょう。今回はとりあえず広告を導入、、ということで、ページの一番上にハーフ バナー (234x60)、そしてメニューバーの中にスカイスクレイパー (120x600)を追加してみました。もちろんそれぞれの広告ユニット生成時には、あらかじめ設定していたカスタムチャネルをユニットごとに選択しています。
以下のように、きちんと広告が表示されていれば成功です。

しかし、実際には広告を導入してからしばらくの間は、コンテンツにマッチした広告ではなく、公共広告が表示される場合もあります。
これは Google の検索クローラーが皆様のページを自動的に巡回して、ウェブサイトのコンテンツの中身の分析が終了するまでの間表示されるものですので、クロール完了後は正しい広告が表示されるようになります。
いかがでしょうか?
ウェブページを更新するための少しの知識があれば、どなたでも簡単にご利用いただけるのが AdSense の特徴です。ただ追加するだけでは見た目はいまいちかもしれませんが、まずはページに広告を表示させることが、 AdSense を体験する一番の近道です。以前アカウントを取得したのに広告を掲載していない方がもしいらっしゃいましたら、この機会にぜひお試しください。
次回は、実際に掲載した広告のパフォーマンスを計測するための、「レポートの機能」についてご紹介します。お楽しみに。