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20081127
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Inside AdSense チーム

毎週お送りしてきました「最適化のエッセンス」も今回で最終回です。第 1 回の「大は小を兼ねる」では、広告サイズの選び方の大切さをご案内しました。第 2 回の「機能的な広告デザイン」では、ユーザーに好まれる配色パターンをご紹介しました。最終回となる第 3 回は、「広告ユニット配置のヒント」をお送りします。




本ブログでも、過去の記事で最適な広告の掲載位置についてご案内して参りました。私共 AdSense チームのこれまでの経験から、最も効果的な広告配置としては、下記のような点に留意した配置デザインをお勧めします。

・ ページを開いて最初に目に入る位置へ最低 1 つの広告ユニットを配置。

・ テキスト記事の直下へ、横幅の広いレクタングル系ユニットを配置

・ それ以外の箇所は、画面をスクロールしても 1 つは広告が目に入るように、記事を取り囲むように広告を配置

・ 右側メニューと左側メニューでは、右側の方がやや効果的


実はこの効果的な掲載箇所は地域によっても若干異なる傾向があり、特に日本のウェブサイトでは、ひとかたまりの記事テキストの直下へのレクタングルユニットの配置が最も高い効果を生んでおります。この記事下へのレクタングルユニットの配置は、最近では多くの大手サイト様でお使いいただいているのをご覧いただく機会も多いかと思います。また、縦書きの文化の残る日本では、左右のメニューでは右の方が高い効果が現れることも多くなっております。


ただしサイト運営者の皆様にご注意いただきたいのは、成功の法則は決して 1 つではなく、サイトによっても異なる結果が出るケースがあるということです。広告掲載位置を変更する場合には、まずは「サイトを訪れるユーザーがどう思うか」という点に最も注意してください。サイトに違和感無く馴染み、メインコンテンツを読み終えた後でも抵抗無く読むことができるような配置、例えば記事下の枠線なしのレクタングルなどは、優れたユーザビリティを誇る設置案の 1 つです。このように、ユーザーが「広告を読みたくなる」配置を行うことで、決して誤ったクリックを呼ぶのではなく、ユーザー自身が広告を読み、その中身に興味を持ってクリックする回数を増やすことが、最適化の基本となります。また、変更を行った場合には必ずカスタムチャネルや AdSense のレポート機能を活用して、その効果測定を行って判断することが大切です。

これまでお届けしました「最適化のエッセンス」、いかがでしたでしょうか?ぜひ皆様のサイトでもお試しいただき、皆様のサイトが持つ価値を最大限に発揮していただければと思います。また、効果があった場合にはぜひ AdSense ヘルプフォーラムで他のユーザーへノウハウを公開していただけますと幸いです。

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20081126
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Inside AdSense チーム

すでに多くのサイト運営者様はご存知かと思われますが、お客様のウェブページに AdSense 広告を表示させるには、AdSense のクローラが正しくお客様のページにアクセスできるようになっていることが大切です。AdSense クローラがページの内容を見ることができない場合、関連性のある広告を配信できず、収益にも影響が出てしまいます。すべてのページはAdSense プログラムポリシーに従っている必要があり、クローラがアクセスできないページへの広告配信は停止される可能性,もしくは公共広告が表示される可能性があることをご理解ください。もし正しくクローラがアクセスできているか不安に思われる方は、以下の詳細をご覧の上でご確認をお願いいたします。


1. お客様のサイトでrobots.txt ファイルを使用している場合

robots.txt ファイルとは、クローラのサイトへのアクセスをブロックするためにドメインに設置するテキストファイルです。robots.txt ファイルを使っている場合、気がつかずに のクローラをブロックしているかもしれません。robots.txt を使っている場合は、example.com/robots.txt のようなファイルにアクセスすることで robots.txt を見つけることができます ('example.com' の部分は、自サイトのドメインに置き換えてください)。robots.txt が AdSense クローラをブロックしているかどうかは、サイト診断でも確認することができます。もし、robots.txt で特定のクローラのアクセスをブロックしている場合は、AdSense のクローラを許可して、AdSense コードが貼られているページを AdSense クローラが訪れることができるようにしてください。なお、AdSense クローラは、Google 検索のインデックスに使われる Google bot とは異なるクローラですですのでご注意ください。

AdSense のクローラにアクセスを許可するには、robots.txt ファイルに以下の 2行を加えます。

User-agent: Mediapartners-Google* 

Disallow:
 

AdSense のレポートタブにある「サイト診断」リンクを用いれば、サイト内のページにクローラがアクセスする際に問題があるかどうか確認することができます。サイト内の特定のページ、例えばテスト公開ページや会員専用向けページなどをクローラが検索することについてプライバシーへの懸念をお持ちになることがあるかもしれませんが、Mediapartners-Google クローラ (AdSense クローラ) によって取得された情報は、あくまでAdSenseの広告を正しく配信するために用いるもので、この際にクロールされたコンテンツがGoogleの検索結果に表示されることはありませんのでご安心ください。また、AdSense クローラは AdSense コードを含むページ以外はクロールすることはありません。


2. ログインによるアクセス制限をしているページの場合

サイト内のページへのアクセスにログインが必要な場合にも、AdSense クローラが弾かれている可能性があります。ログインしたユーザのみに利用可能なページがあり、それらのページに AdSense を貼っている場合、Mediapartners-Google クローラにも正しいアクセス権を与えることが重要です。そのためには、AdSense 設定のタブにある「サイトの認証」をご利用ください。この機能により、AdSense クローラがサイト内のコンテンツへアクセスすることを許可することができます。

サイト診断を見ると、上記以外の理由でブロックされている場合もあるかもしれません。そうしたときにブロックされていると表示された理由を知りたい場合は、ヘルプセンターをご覧下さい。AdSense クローラに Google の広告を掲載している全てのページへのアクセスを許可することで、ページに最もマッチした広告が表示されるようになり、皆様のサイトの収益効果も全体的に向上しますので、ご協力をぜひよろしくお願いいたします。

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20081121
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Inside AdSense チーム

ただいま連載中の「AdSense最適化のエッセンス」はお楽しみいただいておりますでしょうか?このシリーズで紹介したビデオ以外にも、YouTube の Google Japan チャンネルには、 AdSense に関連するビデオがたくさんあることをご存知でしょうか?

「AdSense の使い方がわからない」、「AdSense の情報をもっと知りたい」

そんなお客様の声を受け、 Google では AdSense のお客様向けビデオを提供しております。最適化のエッセンス以外にも、AdSense の使い方やサービスのご紹介、実際のお客様事例などがご覧いただけます。




「AdSense ってどうやって申し込むの?」というお客様には
AdSense アドセンスをはじめよう - 新規アカウント開設方法について - 
をお勧めします。

「AdSense に申し込んだけれどやり方がわからない」というお客様には
AdSense をはじめよう - 広告コードの生成と貼り方 -
をお勧めします。

また「AdSense を実際に使っている企業の方の話が聞きたい」というお客様には、
AdSense アドセンス お客様事例 - ミクル -
をお勧めします。


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20081119
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Inside AdSense チーム

3回に渡り、収益向上のための最適化案をご紹介する「最適化のエッセンス」。本日の第2回は、広告の配色についてご紹介させていただきます。






これまで多くのウェブサイト上で、カラフルで目立つ配色の広告ユニットを目にしてきました。多くの場合、サイトのコンテンツに比べて奇抜な配色を用いることで、広告をより目立たせようというサイト運営者様の努力の結果生まれたデザインであると思われます。確かにこのような目立つ配色は、時としては効果を発揮する場合もあるかもしれません。しかし Google AdSense チームのこれまでの経験では、広告ユニットはサイトのデザインに馴染む配色が、最も高いクリック率を生み出しています。よりサイトと一体感があり、訪れるユーザー様が広告文を読みたくなるようなデザインが最も評価されていると言えます。

もし新たにAdSense広告ユニットを生成される場合は、ぜひ以下の点に注意して配色を選択してください。

・皆様のサイト上でお使いの背景色、リンク色などを使用し、サイトの一部として違和感のない配色を選ぶ
・枠線に関しては、明るめの目立たない色、もしくは完全に背景と同色として枠線なしとする
・サイトの見た目のマンネリ化を防ぐためには複数のカラーパレットでカラーローテーションを行う

カラーパレットに良く使う配色を保存して、同じ配色パターンをいつでも簡単に利用できるようにする



どんな場所にもTPOは大切です。皆様のウェブサイトのAdSenseの配色も一度見直してみてはいかがでしょうか?わずかな工夫が収益の差となって現れることをきっとご体験いただけると思います。

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20081114
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Inside AdSense チーム

日頃AdSenseをご利用中のお客様の中で、新たにAdWords広告への出稿へご興味をお持ちのお客様も多いことかと思います。この度、前回開催時に非常に好評を博しました、「Google AdWords新規アカウント開設セミナー」を再度開催させていただくことが決まりました。前回ご参加いただけなかったお客様もぜひこの機会に奮ってお申し込みください。

ウェブサイトを通じて効率的に集客を行いたい、AdWords とはどんなサービスなのか知りたい、という方を対象に AdWordsの概要、そして効果的なキーワード・広告テキストの設定などの運用方法もご説明しますので、ぜひお気軽にご参加下さい。

グーグル株式会社(渋谷区)で開催の開催と同時に、遠方でお越しになることができない方向けにインターネットを通じたウェブセミナーも合わせて開催させていただきます。

【東京開催のセミナー】

-1部 AdWordsのご紹介と効果的な運用方法
-2部 アカウントセットアップ

お申込は下記のリンクより行っていただけます。
2008年11月26日(水) 13:30-15:00 (受付:13:10~) お申込はこちら
2008年12月16日(火) 13:30-15:00 (受付:13:10~) お申込はこちら

会場: グーグル株式会社(渋谷区)

主催:グーグル株式会社

費用:無料

定員:各セミナーにつき 20名様 (2部へのご参加は10名様とさせていただきます)

対象者:まだGoogle AdWordsをご利用されていない方で、ご検討中の方。

なお、お申込みが多数の場合は、抽選とさせていただきますので予めご了承下さい。

上記フォームの入力後、弊社スタッフよりお申込み完了のご連絡をさせていただきますので、ご連絡をもってセミナー参加の予約が完了となります。

~特典が御座います~
当説明会にご来場いただいたお客様のうち、新規でお申込みいただいた方には、特典をご用意しております。詳細は会場にてご説明します。




【Google AdWords体感ウェブセミナー(上記にお越しになれない方向け)】

-1部 Google AdWordsとは?
-2部 Google AdWordsを体感しよう!

お申込は下記のリンクより行っていただけます。
2008年11月20日(木) 10:30-12:00 お申込はこちら
2008年12月 4日(木) 11:00-12:30 お申込はこちら

会場: 自席からインターネットで受けていただくことができます。

主催:グーグル株式会社

定員: 各セミナーにつき 20名様

対象者:まだGoogle AdWordsをご利用されていない方で、ご検討中の方。


【ご注意】
・internet Explorer にてお申し込み下さい。
・日時の部分に、"タイムゾーンが日本以外になっている場合は、日本に指定してから再度ご確認下さい。


お客様のお申し込みを心よりお待ちしております。


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200811月13日
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Inside AdSense チーム

AdSense をお使いのサイト運営者様の最も関心の高いテーマは、「どのようにすれば AdSense の収益を最大化できるか」ということになると思います。これまでにもこのブログを通じて紹介した記事の反響などから、多くのサイト運営者様が AdSense の収益向上策=最適化へ興味をお持ちであることを、私ども AdSense も理解しております。

実際に AdSense の掲載位置、配色などを工夫して収益をアップするためには、それぞれのサイトに合わせた最適化案のトライ & エラーが必ず必要になりますので、100% 成功する王道が存在するわけではありませんが、基本的な考え方に関しては多くの皆様に活用していただけるものだと考えております。

今回はこれまでの皆様のリクエストにお応えしまして、 3 つの基本的な最適化の考え方に関して、それぞれビデオをご用意させていただきました。毎週 1 本のビデオと最適化の手法についてご案内するシリーズ企画、「最適化のエッセンス」として本日よりスタートいたします。

第一回の今回は、「大は小を兼ねる」をお送りします。



多くのお客様から聞かれる質問として、「どの広告サイズを使うのが最も効果的か」というものがあります。日本のこれまでの実績に基づきますと、もし適切なサイズに悩まれた場合は、下記のサイズをお使いいただくことが、より高い収益へ結びつく可能性が高いと言えます。

・336x280: レクタングル(大)
・300x250: レクタングル(中)
・728x90: ビッグバナー
・160x600: ワイド スカイスクレイパー

いずれの場合も、同じような形の広告ユニットの中では最も横幅が広く、広告文が改行して折り返されてしまうことがより少ないサイズとなります。すなわち、サイトを訪れるユーザから見た場合に、より読みやすい広告が、より高いパフォーマンスを生むことをご理解いただけるかと思います。また、ぜひこのような大型の広告ユニットをお使いいただく際には、通常のテキスト広告以外に「イメージ・動画広告」も含めたすべての広告フォーマットへの対応をお願いいたします。これにより、より多くの広告主様から、より多くのプレースメントターゲットを受けることで、皆様の収益にもプラスに働く要素となります。

今回の最適化のエッセンスを参考に、もし新しいユニットを生成される場合は、ぜひ上記の 4 種類の中からお選びください。あるいはサイトへ実装済みの既存の広告を見直される場合は、ぜひ現在お使いのものよりも横幅の広い大型のユニットへの変更をお勧めいたします!

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20081110
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Inside AdSense チーム

フィードやモバイルサイトをもつサイト運営者様に朗報です!


今回、広告主側の機能変更として、特定のサイトやサイト内のプレースメント(広告掲載位置)をピンポイントに指定して広告を出稿するプレースメントターゲットが、フィードとモバイルサイトに対応することになりました。

この変更によって、「フィード向けAdSense」もしくは「モバイル コンテンツ向けAdSense」を実施されているサイト運営者様のプレースメントがターゲット可能になり、収益の向上が期待されます。

また、フィードやモバイルサイトでAdSenseをご利用されていないサイト運営者様はこの機会にぜひ導入をご検討ください。


* フィード向けAdSense
* モバイル コンテンツ向け AdSense


ここで今一度おさらいです。プレースメントターゲットとは、広告主側が広告を掲載したい特定のサイトをターゲットとして選ぶことができる機能です。広告主側から見た場合に、もし皆様のサイトが魅力的で、自社製品やサービスをプロモーションするには適切なサイトだと判断された場合、ターゲットの対象として選択される場合があります。

このプレースメントターゲットは、大手のブランド広告など露出重視のキャンペーン広告や、トラフィックの増加を目指すキャンペーン広告にも幅広く使われるため、皆様のサイトがターゲットされた場合、クリック単価の向上、さらにはサイト収益効果の向上が期待できます。

広告主様は、AdWordsの管理画面内でターゲットするサイトを検索しますが、この検索画面で皆様のサイトをよりアピールしていただくことで、プレースメントターゲットを獲得できるチャンスもぐんと高まります。そのためには、ぜひ皆様のサイトの各広告掲載位置にカスタムチャネルを設定し、そのカスタムチャネルに下図の様にプレースメントのアピール文を記入して、広告主様へ向けて発信してください。



プレースメントターゲットをより獲得するための詳しい方法については、以前のこちらの記事もぜひご覧ください。

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2008116
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Inside AdSense チーム

前回の記事でご紹介しました通り、近日中にGoogle Analyticsで皆様のAdSenseのレポートデータを見ることができるようになります。

実際にどのような操作が可能になるのかをご覧いただくために、デモムービーを公開いたしましたので、ぜひこの機会にご覧ください。



このGoogle Analyticsと連携したレポート機能は、皆様のAdSenseアカウント管理画面で順次ご利用いただけるようになります。ご利用いただけるようになったお客様の管理画面では、[サマリー] または [詳細レポート] ページで 「AdSense アカウントを Google Analytics と統合することができます」というリンクが追加されます。全てのお客様にお使いいただけるまでしばらくお時間を頂戴いたしますが、今しばらくお待ちいただけますよう宜しくお願いいたします。

Analytics のアカウントとの統合に関するさらに詳しい情報は、こちらのヘルプセンターをご覧ください。