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全 2 回にわたってお届けする、株式会社イードの収益化戦略について、今回はおすすめの最適化のヒントや今後の展望について伺いました。


収益性以外で Google AdSense のおすすめポイントがあれば教えてください。
管理画面が充実していることが気に入っています。迅速にデータを分析し対応をしたいときに、Google AdSense の管理画面は非常に便利です。我々はサイトごとに収益を計上する必要があるので、カスタム チャネルを活用して、サイトごとに一括でレポートを出しています。次に、メディア側で管理画面から直接広告タグが発行できることも重要だと思っています。A/B テストの際などにタグを複数発行するので、自分でタグを発行できる機能があると、待ち時間が無くテストを迅速に実施できるので大変助かっています。

Inside AdSense の読者の皆様におすすめの最適化のコツを教えてください。
私達は、以下 3 点を意識して広告を配置しています。
  • コンテンツの切れ目、読了のタイミング:
    • 読者の方がサイトに来た目的を達成してから広告を見てくださることが良いと思っています。
  • 広告のバランス:
    • 広告の固まりのようなエリアは作らないようにしています。広告ばかりが目に入ってくると、ユーザーがその領域を無視してしまうので、広告の数の割に収益性につながりません。
  • 広告の配置:
    • 広告が過剰に多いサイトにならないために、効果が高い場所にのみ広告を設置し、効果が低い場所の広告枠は削除することを試しています。収益性を維持するのが前提ではありますが、データをきちんと取りながら、ユーザーにとってもベストな配置を見つけていけたらと思います。

今後御社はどのように Google ディスプレイ ネットワークを活用されていく予定ですか?
AdExchange をもっと積極的に活用していこうと思っています。AdExchange に移行し、細かな最適化を実施することで、RPM が 20~30% 向上しました。今後は、Google とのプライベート マーケット プレイス*での取り組みを拡大していきたいと思っています。これまでと違う広告枠の販売方法なので、今後の展開を期待しています。

最後に、これから Google AdSense を利用される皆様、ご利用中の皆様に一言頂けますか?
収益性という観点から、Google AdSense を選択肢に入れない手はないと思っています。これからウェブに注力されるというサイト運営者の皆様は Google AdSense を軸に、収益性のテストを行ってみてはいかがでしょうか。


Posted by 藤吉 普人, ストラテジック パートナー マネージャー
2015 年 3 月 30 日

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“次世代の出版社” をモットーに、数々のサイトを手がける株式会社イードに、Google AdSense を使った収益化戦略についてお話を伺いました。全 2 回にわたってお届けするシリーズの第 1 弾は、A/B テストについて詳しく教えていただきます。

  • 姜 圭司様:新規事業統轄本部 本部長
  • 渡邊 吉保様:メディア事業本部 メディア事業部 システムエンジニア
  • 三枝 新様:メディア事業本部 システム事業部 Web アナリスト

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  • 自動車関連のニュースを中心に扱うサイト
  • 月間 5,000 万ページビュー
  • 40 代の男性読者が中心

  • IT とエンタメに特化したサイト
  • 月間 2,000 万ページビュー
  • IT 系は 40 代男性が多く、エンタメ系は 20~30 代の男性・女性
  • スマートフォン向けゲーム中心のニュースサイト
  • 月間 1,000 万ページビュー
  • 10~30 代男性中心

  • PC ゲーム・海外のゲームが中心のサイト
  • 月間 800 万ページビュー
  • 年齢層が若い男性

御社のこれまでの歩みを教えてください。
紙の媒体ではなく、インターネットがこれからのメディアの中心になると信じて、イードを設立しました。創業当時は ”次世代の出版社” というキャッチ フレーズをいつも使っており、そこに創業時の想いが表れています。

2000 年に RBB TODAY の運営を開始してから、その後レスポンスインサイドシネマカフェアニメ!アニメ!などのサイトを数々譲り受け、サイトのラインナップが豊富になってきました。弊社では、編集長にも一緒に参画してもらうことを非常に大切にしてきました。サイト設立をしたときの熱い気持ちや経験を活かしつつ、収益化・分析を専任のアナリティクス  チームが請け負うことで、読者の皆様に喜んでもらえるコンテンツ作りに集中してもらえると考えています。一方でリセマムなど、弊社が一から作り上げるサイトも大切にしています。

Google AdSense をどのように活用していますか?
もともとは、純広告の空き枠の収益化を目的として広告ネットワークを使っていましたが、ユーザーに最も適した広告を自動で配信できる広告ネットワークが今後は中心になると判断し、注力し始めました。

2012 年頃は 20 程の広告ネットワークを活用している状況でした。収益が最大化されているか分からなく、管理が煩雑になる問題があったため、広告ネットワークの選定から始めました。その際にパフォーマンスが最も良かったのが Google AdSense だったので、Google AdSense を基準に収益が高い広告ユニットにおいてテストを続けた結果、2 年後にはほとんど全ての広告枠が Google AdSense に変わっていました。

御社は広告のレイアウト変更の際に積極的に A/B テストを行っていると伺いました。効果的な A/B テストの実装の秘訣は何ですか?
スピード感を重視して、「このサイト レイアウトが良い」という情報が入ればすぐにテストを行います。また、データ(インプレッション)の量が重要だと考えています。例えば、 2,000 万ページビューある RBB TODAY でテストを行うときは、はっきり分かる違いが出るまで 1 日で完了します。結果に差が見えない場合は 1 週間かけてテストを行います。その他に、エンジニアに分析やテストを任せているのも特徴だと思います。技術的に詳しいエンジニアをもっとパフォーマンスに近い所で活動させるのが、企業に取って大きなプラスになると考えています。

A/B テストはどのような単位・範囲で実施されますか?
広告全枠でテストを実施するのは大変なので、収益が高い枠を選んで、まずはそこでのみ A/B テストを行います。収益が高い枠は重要なので、複数パターン用意をして、最も高かったパターンを採用することもあります。

最近行ったサイト レイアウトの変更で良かった例を教えてください。
レスポンスのスマートフォン レイアウトで、記事下のレクタングル 300x250 をソーシャルボタンの下に置いていたのですが、記事とソーシャルボタンの間に移動しました。小さな変化に見えるのですが、変更前後で 1,000 ページビューあたりの収益(RPM)が約 70 %向上しました。テストで検証後、このレイアウトを採用しています。

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Posted by 藤吉 普人, ストラテジック パートナー マネージャー
2015 年 3 月 30 日

Posted:
Today we are revealing the results of Zagat’s latest Washington, D.C. restaurant survey. This year’s top restaurants are serving up “imagination, wit and brilliance”, in spaces with “wonderful ambiance”. Diners feast on food that “delivers flavor in every bite” through dishes that “aim to please”. If there’s ever been a time to get out in the D.C. restaurant scene, now is it.

Zagat covers more than 800 of the city’s most exciting restaurants, helping curious diners find the best places to eat. This year’s ratings and reviews are based on the combined opinions of 3,721 locals who separately rate a restaurant’s Food, Decor and Service and offer “witty comments” that our editors compile into short reviews.

This year, Washington, D.C.’s big winners are Fiola (Top Food), The Inn at Little Washington (Top Decor, Top Service), and Clyde’s (Most Popular). In addition to these highly rated favorites, Washington, D.C. welcomed hot newcomers including China Chilcano (Peruvian), Crane & Turtle (Japanese/French), Gypsy Soul (New American), Kapnos Taverna (Greek), Mango Tree (Thai), and Ocopa (Peruvian).

Whether it’s “hearty” sandwiches at Duke’s Grocery, “chewy, flavorful” pizzas at Pupatella, “high-quality” combos at SUNdeVICH, or “fresh-from-the-oven” biscuits from Cajun-Creole cafe Bayou Bakery, this year’s list of Best Cheap Eats proves that you don’t have to break the bank to satisfy your tastebuds in DC.

Here are a list of top winners by cuisine:

Burger - Ray’s To The Third                            
Chinese - Peking Gourmet Inn                          
Coffee - Northside Social Coffee & Wine        
Dim Sum - A&J Restaurant                              
French Bistro - Central Michel Richard            
Greek/Mediterranean - Zaytinya                        
Indian - Rasika                                                  
Italian - Fiola                                                    
Japanese - Sushi Taro                                        
Middle Eastern - Amsterdam Falafelshop
New French - Marcel’s by Robert Wiedmaier
Pizza - Pupatella
Seafood - Fiola Mare
Small Plates/Tapas - Rose’s Luxury
Spanish - Estadio
Steakhouse - Prime Rib
Thai - Little Serow
Vietnamese - Four Sisters Restaurant

According to this year’s National Dining Trends survey, Washington, D.C. diners eat out 4.5 times per week for a combined lunch and dinner, which is on par with the national average. The average reported spend per person for dinner out in Washington, D.C. is $38.19 - which is just below the national average of $39.40. When it comes to gratuity they leave a reported 19.5%, which is just about the national average of 19.3%.

Find all new ratings and reviews for Washington, D.C. restaurants on zagat.com, and across Google Search and Maps.

Cheers!

Posted by:
Tiffany Herklots, Zagat

Posted:
Google ディスプレイ ネットワーク広告の上部隅に表示されるミュートボタン「×」をクリックすると、その特定の広告がユーザーに表示されなくなる機能をご存知ですか?

「広告を閉じる」機能はユーザーの意思表示の手段であり、特定の広告に関心がないことを示すことができます。これにより、広告主は無意味な広告掲載を回避してコストを削減でき、結果的にサイト運営者様にも高い成果を見込める広告(ユーザーが興味のある広告)だけをサイトに表示できるようになります。

最初のリリースから数年間、Google では「広告を閉じる」機能や YouTube TrueView 動画広告など、ユーザーに広告表示や再生の判断を任せる機能を積極的に導入してきました。さらに広告エコ システムの質を高めるため、この度新しいアップデートを追加しました。

新しくなった「広告を閉じる」機能では、ユーザーが「×」をクリックして簡単なアンケート(任意)に答えると広告が表示されなくなり、広告掲載スペースが縮小されて、周囲のコンテンツがそのスペースを埋めるようになります。


このアップデートにより、好感度の低い広告や配置を把握でき、サイトにユーザーに好まれる広告のみを表示できるようになります。


Posted by Michaela Aiello - プロダクト マネージャー
2015 年 3 月 5 日