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20071126
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Inside AdSense チーム

日々ネットワークが広がるモバイル版コンテンツ向け AdSense。本日は前回に引き続き成功事例として、いち早くモバイル版コンテンツ向け AdSense を導入さ
れご活用いただいている「with9 バンド情報検索」様(http://www.with9.com)の事例をご紹介いたします。「with9 バンド情報検索」様は以前より PC 向けサイトで AdSense をご利用いただいておりましたが、モバイル版コンテンツ向け AdSense のスタートを機にモバイル向けサイトへも AdSense を拡大されました。その経緯とご感想をご担当者様にお伺いしました。




はじめに、モバイル版コンテンツ向け AdSense をどのような目的でいつ頃導入されたのでしょうか?またそのパフォーマンスにはご満足頂いておりますでしょうか?
2007年10月頃、サイトの収益拡大とモバイルサイトのクリック率などの研究のために導入しました。パフォーマンスには満足しています。また NTTドコモ さんへの対応を強く希望いたします。


実装にあたり、貴社ならではの工夫や効果的だったテクニックなどがあればお聞かせください。
サイト内の検索結果(サイトを訪れるユーザーの目的地)到達後のページでの AdSense 広告のクリック率が高く、特に自社サイト内の情報が他社サイトに比べて少ない場合のクリック率が高いことがわかりました。これは情報を求めるユーザーの顧客満足度を AdSense の広告が補完しているとも言えます。しかしながらそのことは、自社コンテンツの魅力不足を反映しているとも言えるので、単純な収益獲得手段としてよりは、自社サイトの質向上のためのヒントとしての役割も高いと考えています。


もし今後 Google AdSense に期待することや希望する新機能などがございましたらぜひお聞かせください。
AdSense は、ある意味自社サイトのコンテンツであると考えています。自社で補うことができなかった情報を補完していると考えるならば、そのページでユーザーがサイトから離脱してしまったとしても満足度は上がっていると考えています。できれば広告をクリックした後は別ブラウザーでページが立ち上がるとありがたいのですが、そうもいかないですよね。また、ぜひコンテンツターゲットの精度をさらに上げていただきたいと考えています。



このように「with9 バンド情報検索」様では、サイトの情報価値を AdSense の広告がさらに補完するという考え方により、一歩先を行くコンテンツ分析を行われています。

サイトのコンテンツを読み終わりページを離脱する際に、そのユーザーが好む関連広告を表示する技術は AdSense のコンテンツターゲット広告ならではのアドバンテージです。モバイル向けサイト運営者様の中で、物販を行なわない、あるいは無料公開しているためにサイトの収益化が難しいとお考えの方は、ぜひモバイル版コンテンツ向け AdSense を一度お試しください。サイトのユーザビリティやブランドを損なうことなく、コンテンツに自然にマッチした広告を AdSense がご提供いたします。

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200711月20日
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Inside AdSense チーム

先日のモバイル版コンテンツ向け AdSense はリリース以降、数多くのモバイル向けウェブサイト運営者様に導入いただいております。本日はモバイル版コンテンツ向け AdSense をご活用いただいております掲示板ミクル様(mikle.jp)に、導入のきっかけと、導入後のご感想を伺いました。



はじめに、今回どのような目的でモバイル版コンテンツ向け AdSense の導入を決定されたのでしょうか?

au 公式サイトでもあるミクル掲示板は、ダイエット、芸能、恋愛といった様々なテーマの掲示板があり、それぞれの話題に関心の高い利用者が月間 100 万人以上利用しています。ミクル掲示板はケータイサイトでは数少ない CGM (Consumer Generated Media – インターネットを活用して主にコンシューマーが内容を生成していくメディア)で、サービス開始当時(2005 年 11 月)からコンテンツマッチ広告の導入を検討していました。しかし、当時ケータイ版コンテンツマッチ広告プログラムは存在していなかったため、今までは他社の広告プログラムを導入していました。

約2年前のサービス開始当時から自動的にコンテンツに連動した関連性の高い広告が表示される AdSense への期待は非常に大きかったので、今回のモバイル版コンテンツ向け AdSense の開始と同時に導入しました。



現在のモバイル版コンテンツ向け AdSense のパフォーマンスにはご満足頂いておりますでしょうか?

他社の広告プログラムから切り替えた結果、予想以上のパフォーマンスに驚きました。また、管理画面も他社に比べ非常に使いやすく、広告管理の手間も劇的に減りました。



ぜひ今回モバイル版コンテンツ向け AdSense を実装してのご感想をお聞かせください。


au 公式サイトの厳しい運営基準をクリアするため、人による投稿チェックを徹底し、不適切な投稿を排除していますので、運営コストの捻出が最大の課題でありました。

しかし、モバイル版コンテンツ向け AdSense の実装によって、広告管理の手間から解放されるだけでなく、他社の広告プログラムや純広告以上の収益性が確保されたため、サービスの運営・開発により集中出来るようになりました。現在はモバイル版コンテンツ向け AdSense がミクル掲示板の収入源の中で最も大きい割合を占めるようになっています。


実装にあたり、もし貴社サイトならではの工夫や効果的だったテクニックなどがあればぜひお聞かせください。

全ての掲示板にタグと呼ばれる投稿内容に関連するキーワードを利用者が設定するようにしています。タグはサイト内の検索の対象になるので、サイト内検索の際により関連性の高い検索結果を表示させる効果があります。

それと同時に、PC に比べ 1 ページあたりのコンテンツ量に制限があるケータイの弱点を克服するための役割を果たしています。タグの設定・表示は利用者への利便性を向上する効果だけでなく、AdSense の精度をあげるための効果的な方法だったと思います。


それでは最後に、もし今後 Google AdSense に期待することや希望する新機能などがございましたらぜひお聞かせください。


NTTドコモ対応。各キャリアでの絵文字対応。画像バナー広告への対応。
ページ上部と下部での2箇所表示対応。利用者の位置情報に基づいたターゲティング広告。
AdWords アカウントとの連動による ROI 管理機能。


PC用のサイトでもAdSenseを活用いただいています


ミクル様では、モバイル版コンテンツ向け AdSense を導入することにより、広告管理の省力化とモバイル向けウェブサイトの収益化という2つのメリットを実現されました。現在モバイル版コンテンツ向け AdSense にご興味をお持ちの皆様も、ぜひ一日も早くそのパフォーマンスを体験してみてください。プログラムについての詳細は、モバイル版コンテンツ向け AdSense についてのヘルプページをご覧ください。


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20071116
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Inside AdSense チーム

私たちは常に、サイトを訪れるユーザー、広告主様、そして AdSense のお客様にとって、クリックが生む価値とはどのようなものかを客観的に検討し続けてきました。サイト運営者様がサイトの最適化を行ってユーザビリティの向上を目指されるのと同様に、私たちも AdSense をご利用の皆様へより良いサービスを常にご提供したいと考えております。今年実施したいくつかの新しい広告フォーマットのご提供などは、そのような試みの中から生まれた新しい機能です。


このようなより良いサービスの提供を目指す努力の中で、今回私たちはミスクリックを減らすためにテキスト広告のフォーマットを若干変更することにしました。これまではテキスト広告ユニットのどの部分(背景も含む)もクリックすることができました。これからは、広告ユニットの中のタイトルまたは URL 部分のみをクリックできるように変更させていただきます。この変更により、うっかりミスによるクリックをなくし、ユーザーの意思に基づくクリックのみをカウントするようになります。ミスクリックを防ぐことによりユーザーもより長くお客様のサイトを閲覧し、広告をクリックするまでコンテンツを参照し続けるようになります。


このテキスト広告フォーマットは既に Google の検索結果画面で使われているフォーマットとほぼ同様なものであり、サイトを訪れるユーザーの皆様にも馴染みのあるフォーマットとなります。

さらにこの変更は、サイトのユーザビリティを向上させるだけではなく、広告主様にとっても意義のある変更となります。ミスクリックやいたずらによるクリックが減少することで、広告主様が求める、本来のユーザーの意思に基づくクリック率が向上します。これにより広告主様から見た AdSense プログラムの費用対効果は向上し、より多くの予算を AdSense に投入していただくことで、サイト運営者の皆様の収益率も向上すると考えています。


これからもより一層のサービス向上と機能の充実に努めて参りますので、今後も AdSense をよろしくお願いいたします。


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20071114
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Inside AdSense チーム

本日はサイトターゲットに関する2つの大きな変更についてお知らせします。

サイトターゲットとは、広告主側が広告を掲載したい特定のサイトをターゲットとして選ぶことができる機能です。広告主側から見た場合に、もし皆様のサイトが魅力的で、自社製品やサービスをプロモーションするには適切なサイトだと判断された場合、サイトターゲットの対象として選択される場合があります。

このサイトターゲットに関する最初の変更は、その名前です。サイトターゲットは、これからは「プレースメントターゲット」という名前に変わります。現在サイトターゲットは、サイトの中のサブセクション、例えば「ニュースサイト」内の「サッカー」セクションや、「映画サイト」内の「上映スケジュール」ページといった単位から、特定のページの特定の広告ユニット単位まで、皆様が設定されたカスタムチャネルへ向けて様々な広告掲載位置を選ぶことが可能です。この機能をより明確に示すために、今回「プレースメントターゲット」と名称を変更することになりました。「プレースメント」とはまさに広告の掲載箇所のことで、サイト、個別のページ、ページ内の広告ユニットなど、柔軟に適切な箇所をターゲットできることを示しています。

もう一つの大きな変更は、CPCプレースメントターゲットのリリースです。CPC (Cost-Per-Click) プレースメントターゲットとは、広告主様が皆様のサイトを対象にプレースメントターゲット広告キャンペーンを設定する場合に、1クリックに対する課金を選択していただけるものです。 これまでは、広告表示回数に対するCPM ( 広告1,000回表示ごとの課金 ) のみがプレースメントターゲットの課金方法でしたが、今後は、広告を表示させたい箇所をひとつひとつ選択し、広告主様の広告目標に合わせて課金方法を選択することができます。その結果、さらに自由に、管理しやすく、投資対効果目標に近づかせた運用を可能にし、クリック数を目標とする広告主様にも新たにプレースメントターゲットをお使いいただけるなど、より多くのバリエーションに富む広告をより多くのサイトへお届けできるようになることを目標としています。

もちろん、CPC プレースメントターゲット広告もこれまでの他のAdSense広告と同様に、サイト運営者様のご判断でフィルタ機能を用いてURL単位で競合サイトなど特定の広告をブロックすることができます。ただしその場合でも念頭においていただきたいのは、全ての広告主様は、通常のコンテンツマッチと一緒に入札によって表示が決まるということです。必要以上にブロックは行わず、なるべく全ての広告主様がオークションに参加できるようにした方が、皆様のサイトの収益が向上する可能性は高まります。


最後に、一部過去の記事のおさらいにはなりますが、プレースメントターゲットを活用して皆様のサイトの収益をより向上させるヒントをお知らせしますので、ぜひ参考にしてください!

・広告ユニットを作成する場合、必ずカスタムチャネルを用いて広告掲載位置をアピールする
カスタムチャネルに入力した広告掲載位置は、広告主様がターゲットを選ぶ画面に表示されます。多くのサイトの中で埋もれてしまわないように、ぜひここで皆様のサイトをアピールしてください。カスタムチャネルの設定方法について具体的には、過去のこちらの記事をご覧ください。

・「テキスト広告のみ」ではなく、イメージ、動画広告に対応したフォーマットで広告ユニットを生成する
より多くの広告主様が入札できるようにするためには、なるべく多くの種類の広告に対応するのが有効です。またイメージ、動画広告は広告ユニットを占有して表示されるため、入札の競争率はより高まり、収益向上の可能性があります。

・幅広で大型の広告ユニットを使う
以前もご紹介しました通り、幅広で大型、かつイメージや動画広告にも対応した広告フォーマットが最も効果が高いと考えられます。ぜひ人気のレクタングル (大)(336x280)をお試しください。また日本のウェブサイトで効果的な配置などは、過去のこちらの記事をご参照ください。

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2007119
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Inside AdSense チーム

今週末 11/11(日)の午前3時 – 7時まで、システムメンテナンスのため AdSense のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信とレポート用のトラッキングを続けております。


皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。