2008829
Posted by
Inside AdSense チーム


Inside AdSense ブログでは、いつも AdSense に関する最新情報をお届けしておりますが、時として AdSense というサービスの枠を超えて、皆様のサイトに表示される広告を出稿する側の、AdWords で起こっている最新情報についても知りたいというサイト運営者様の声を頂戴することがございます。本日はそのような皆様のリクエストにお応えしまして、先日 AdWords で行われた新しい変更についてお知らせします。

サイト運営者の皆様はよくご存知の通り、通常 AdSense では、皆様のウェブサイトのコンテンツを自動的に分析し、そのコンテンツに関連した広告が自動的に表示されます。しかしこれが AdSense の全てではありません。広告主様によっては、特定のサイトやサイト内のプレースメントをピンポイントに指定して広告を出稿する、プレースメントターゲットキャンペーンを活用されているケースがあります。これまでも本ブログ上でご案内してきました通り、これらの全ての広告は皆様のウェブサイト内の広告枠を競ってオークションを行い、最も単価が高く、かつ効果が高いと認められた広告が実際に表示されることになります。

これにより、サイト運営者様からご覧になった場合は、たくさんの広告主様の中から最も収益効果の高い広告がウェブサイトに表示され、広告主様からご覧になった場合は、最も的確で効果的なユーザーをターゲットした広告を表示することになるため、広告予算に対してより高い費用対効果を得ることができます。もちろん、サイト運営者様にとってはより高い収益を実現できることになります。

ごく最近行われた AdWords 側のキャンペーン管理システムの変更により、広告主様に以下のような改善が行われました。

  • コンテンツネットワーク全体をターゲットすると同時に、個々のプレースメント(広告掲載位置)ごとに入札金額を細かく設定することができるようになりました。

  • 広告グループごとにキーワードを設定することにより、選択したプレースメントの中でもさらに設定したテーマに関連する、効果的な位置を狙って広告を表示することが可能になりました。>

これら新しい AdWords のキャンペーンシステム変更に関しての詳細は、こちらの Inside AdWords ブログをぜひご覧ください。

この新しいキャンペーンにより、広告主様のターゲット精度と費用対効果は一層向上し、皆様のウェブサイト上での AdSense 広告のパフォーマンスも向上すると考えております。これは単に収益効果を高めるだけではなく、広告主様、サイト運営者様、そしてウェブサイトをご覧になるユーザーにとって、より魅力的で効果的な AdSense のネットワークを築いていくことになると信じています。