ビジネスとサイトの収益力を上げるには 1 導入事例 – Wazap!
Posted:
Sunday, November 15, 2009
2009年11月16日
Posted by Inside AdSense チーム
- ページビュー の成長に見合った収益増を実現 - Wazap! 株式会社イーストビーム 様
- 幅広いトピックのブログに AdSense を有効活用- ネタフル コグレマサト 様
- 販促活動としてのサイトから独立した媒体へ - オレンジページ net 株式会社オレンジページ 様
2 万 3000 タイトルを網羅し、600 万人以上のゲーマーがゲームの攻略情報を交換し合うユーザー参加型ゲーム情報ポータルサイト「Wazap!(以下、ワザップ!)」。PV の増加に見合った収益増を求めて、2007 年から AdSense を導入、2009 年 1 月からはモバイルでも導入しました。これまでいくつものアフィリエイトやリスティング広告系サービスを利用してきた経験のなかでも「AdSense は PV に見合った高収益が達成できている」と語ってくれました。1) AdSense 導入の経緯 -サイトの拡大に合わせて連動した広告が自動配信される AdSense を
ワザップ! 様は当初、アフィリエイト広告収入を主に、そして徐々に純広告の販売を拡大していましたが、「コアなゲーマーが多く、ユーザーからの投稿によってページが非常に長くなり、下部のスペースの収益化が難しい」といった悩みが生じていました。
「記事の内容に連動して広告がどんどん変わっていく AdSense に期待しました。リピート率の高いユーザーにも常に新鮮に映り、クリックしてもらえるようにバランスよく広告を配置して収益につなげられればいい」
2) AdSense のメリット - 記事内容によくマッチした広告
「ユーザーの投稿中心で文字情報が多いので、ページの中央部や下部に入れても良い結果が出る AdSense は、ワザップ! にとてもマッチしている広告サービスだと考えました」
「それまでもリスティング広告系のいくつかのパートナーとおつきあいしてきましたが、AdSense は PV との相関があったのです。PV とよく比例しているということは、それだけ記事内容とよくマッチした広告が出ている証だと判断しました。現在ではリスティング広告も重要な収入源の 1 つに成長し、リスティング広告サービスのなかでは AdSense の比率が最も大きいという状況です」
3) AdSense の有効な使い方 - 純広告との使い分け、効果測定とデータ管理
「ときどき純広告と AdSense に同じ広告が表示されていることもありますが、特に問題にはなりません。純広告はページ上部などの目立つ場所に掲載し、AdSense はそれ以外の場所に枠を設けるなどしているので、掲載位置が異なるという理由もあり、ブランディングのための純広告と、多数のサイトに出すことが目的の AdSense とを、出稿する側の広告主様も使い分けているのではないかと思います」「AdSense は、新しく開始すればそれなりの数字が出るのですが、いつも同じ位置にしておくとクリック率が下がってしまう傾向にあるので、それなりに工夫をしています。レイアウトやリンクの色、それから細かくチャネル分けするなど効果測定しやすい環境をつくること。しっかりとしたデータ管理は運用上、一番大切なことだと思っています」
リスティング広告部門の責任者でもある取締役のバロン森山氏は、レポートデータを CSV ファイルでエクスポートして Excel の独自の管理システムに流し込み、社内のさまざまな指標作成に使っているそうです。
「広告パートナーごとに常にモニタリングをしているのですが、AdSense のレポートがもっとも早く前日の数字を見られる点が助かっています。また Google は他のサービス、AdWords や Google Analytics などとデータ連動ができつつあるところもありがたいですね」
次回は 「幅広いトピックのブログに AdSense を有効活用- ネタフル コグレマサト 様」 をピックアップいたします。お楽しみに!