誰でも使える DFP スタンダード第 7 回 - 設定ガイド「効果測定」
Posted:
Wednesday, February 16, 2011
2011 年 2 月 17 日

今回は実際に広告を配信した後のレポートの確認方法をご案内いたします。
<設定の流れ>

オーダー画面から広告申込情報のスタータスを確認することができます。また、広告の配信がされない場合、デバッグツールにて理由を確認することができます。
配信中: 広告が配信されています。
準備完了: 広告配信の準備は完了しておりますが、広告は配信されていません。
一時停止: 広告の配信は一時停止されています。広告の配信を再開するには、広告申込情報を再開してください。
広告クリエイティブが必要: 広告申込情報は作成されていますが、広告クリエイティブを追加する必要があります。
広告枠の解除済み: 広告申込情報はキャンセルされています。
承認待ち: 広告を配信するにはアカウント管理者の承認が必要です。
完了: 広告配信の期間が終了しました。
不承認: 広告申込情報はアカウント管理者に承認されませんでした。
下書き: 広告申込情報は一時停止されており、広告が配信されていません。
キャンセル済み: 広告申込情報はキャンセルされています。
アーカイブ済み: 広告申込情報は利用可能なリストから削除されています。
広告の配信が開始されたら、レポートを確認しましょう。
DFP スタンダードではさまざまな切り口でレポートを確認できます。
レポートを確認するには、[レポート] タブをクリックします。
それぞれのメニューをクリックすることで、各項目のレポートを確認、作成することができます。
たとえば、[オーダー] をクリックすることで、各オーダーの表示回数、クリック数、クリック率などを確認できます。同様に広告申込情報、クリエイティブなどのレポートを確認することができます。
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それでは、実際に [オーダー] をクリックし、オーダーのレポートを確認してみましょう。
それぞれのオーダー(「グーグル焼肉のオーダー」、「サンプルアドネットワークバナー」がオーダーにあたります)でどれくらいの表示回数やクリックがあったのかを確認できます。
また、掲載結果はグラフで表示され、掲載結果の推移を視覚的に確認することができます。
画面の右上にある「今日」「昨日」「先週」「先月」を選ぶことで、該当の期間のレポートを確認できます。確認したい日程の範囲をカレンダーで選択することで、任意期間のレポートを確認できます。
また、レポートをエクスポートすることも可能です。
[エクスポート] のプルダウンメニューから CSV、TSV(タブ区切り値)、Excel CSV もしくは XML のいずれかの形式でレポートを生成できます。
なお、[保存して共有] から毎日、毎週、毎月のタイミングで自動的にレポートを作成することができます。レポートを共有したいメールアドレスを追加することで、その相手にレポート閲覧を許可することができます。(レポートの共有に招待する相手には Google アカウントが必要です。)
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メニューバーより「AdSense」を選択すると、純広告の空き枠に対してや、アドネットワーク/アフィエイト広告などとの競合設定により配信された AdSense の掲載結果(「表示回数」「クリック数」「クリック率」「収益」「平均 eCPM」) を確認することができます。
なお、第 3 回でご案内した「③AdSense のターゲット設定をコピーできます。」セクションでカスタムチャネルを設定いただくことによって、DFP スタンダードを通じて配信された AdSense(純広告の空き枠に対してや、アドネットワーク/アフィエイト広告などとの競合設定により配信された AdSense)の掲載結果を AdSense の管理画面からも確認することが可能です。
第 8 回と第 9 回はこれまでの設定を踏まえた活用術をご案内いたします。
お楽しみに!