4 つのポイントで始める最適化 「最適化 x 新しい管理画面」シリーズ ステップ 2
Posted:
Thursday, March 10, 2011

2011 年 3 月 11 日
ラベル: 最適化、最適化x新しい管理画面今回は「最適化 x 新しい管理画面」シリーズ第 2 回目として、
収益性を上げる具体的な方法をご案内します。
収益性を上げる具体的な方法をご案内します。
前回「最適化 = 4 つの指標の最大化」セクションで軽くふれましたが、以下の 4 つの指標を向上させることが収益向上へとつながります。
- ページビュー
- RPM
- CTR(クリック率)
- CPC(クリック単価)

それぞれの指標を上げる具体策は色々と考えられますが、ここでは最も代表的な以下の 4 つの方法をご案内します。
- ページビューの増加
- テキストとイメージ/リッチメディア広告
- 記事下への配置
- 幅広のユニット
<ページビューの増加>
多くのページをお持ちのサイトでも、トップページのみに広告を貼っただけのケースが多く見受けられます。少なくともサイト内のすべてのページへ広告を掲載するようにすることが、じつは最も簡単にできる向上策となります。
例えばブログサイトなら、トップページだけではなく、月別やカテゴリ別のページにも広告を掲載しましょう。ぜひ空いたスペースは有効活用して、なるべく多くの広告を掲載することをお勧めします。ちなみに 1ページに掲載することが可能な AdSense のユニット数は以下のとおりです。
広告ユニット 3つまで
リンクユニット 3つまで
検索ユニット 2つまで
< [テキストとイメージ/リッチメディア広告] を選ぶ(CTR・CPC 向上 ⇒ RPM 向上)>
コンテンツ向け AdSense の最適化の第一歩として広告タイプに「テキストとイメージ/リッチメディア広告」を選ぶことをお勧めします。
「AdSense の広告枠に表示される広告は、その広告枠のオークションに参加し、RPMの高さで掲載順位が決まります。[テキスト広告のみ]や[イメージ/リッチメディア広告のみ]の設定よりも多くの広告が参加する [テキストとイメージ/リッチメディア広告] にしておくことでオークションに参加する広告が増え、よりRPMの高い広告が表示されるようになります。また一般的にイメージ・リッチメディア広告は、クリック単価が高めの傾向があります。
なお、[テキストとイメージ/リッチメディア広告] はデフォルトの設定ですので、特にご自身で変更されない場合は、自動的にこの設定が選択されます。
広告タイプの設定方法
新しく広告を作る場合:
- [広告の設定] を選択
- [新しい広告ユニット]の作成
- [広告タイプ]を[テキストとイメージ/リッチメディア広告] に選択
既存の広告ユニットを編集する場合:
- [広告の設定] を選択
- 変更したい広告ユニットをすべて選択
- [操作] から [ 広告タイプを編集] をクリック
- [テキストとイメージ/リッチメディア広告] を選択
<記事下への配置を意識する(CTR 向上 ⇒ RPM 向上>)>
クリック率の違いを示す「ヒートマップ」をご紹介します。最も効果的な場所は、主要コンテンツの直下です。この位置に広告ユニットを配置することで、ユーザーが記事に目を通した後の自然な目線移動で広告に目を通してもらうことができます。特にレクタングル大 (336x280)ユニットが効果的です。
<幅広のユニットを選ぶ(CTR・CPC 向上 ⇒ RPM 向上)>
一般的に幅広のユニットが収益性が高い傾向があります。
お勧めは以下の 4 つのフォーマットです。サイトの構成に合わせて利用してください。
メインの記事の直下
- レクタングル大(336x280)
- レクタングル中(300x250)
左右のメニュー(ナビゲーション・コラム)
- ワイドスカイスクレイパー(160x600)
- レクタングル中(300x250)
フッター
- ビッグバナー (728x90)
いかがでしたでしょうか。新しい管理画面を使いながらぜひ今回ご案内した最適化を導入してみてください。
(別ウィンドウが開きます。)
次回は、より深くサイトの傾向を見るための準備、チャネルの設定についてご案内します。
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