2011 年 9 月 22 日
ラベル: ポリシー

ブログへのコメント、外部フィード、フォーラムへの投稿、画像や動画の投稿。このように、サイトに運営者以外のユーザーがコンテンツを投稿できる場合があります。

AdSense を表示されている場合、運営者以外のユーザーが投稿したこのようなコンテンツも、AdSense プログラム ポリシーに準拠している必要がありますが、毎日更新される、動画やブログの投稿、画像、コメントなどを管理は大変な作業です。

今回は、そのようなサイトをお持ちの運営者様向けに、コンテンツ違反の防止と監視に役立つポイントをいくつかご提案します。


防止に役立つヒント
  1. ガイドラインとサイト ポリシーの設置
    明確なコンテンツ ガイドラインとサイト ポリシーを設けて、お持ちのサイトのサービスに登録・利用する際にはユーザーがそれぞれを確認・同意するプロセスを作ることをお勧めします。

  2. 成人向け・アダルトコンテンツの切り分け
    サイトの一部に成人向け・アダルトコンテンツを提供しているサイトでは、成人向け・アダルトコンテンツが共有されるページが別々になるようサイトを構成し、そのページには AdSense を設定しないようにしてください。

    例として、動画や画像を投稿できるサイト、e コマースサイト、マッチングサービスなどを運営しており、成人向けの要素が一部含まれてしまう場合に、上記のように設定いただくことをお勧めします。(アダルトコンテンツの定義に関する記事もご参照ください)

  3. キーワードによるフィルタリング
    ユーザーがプログラム ポリシーに違反する動画や画像を投稿する際には、成人向けコンテンツなどのカテゴリでタグ付けをしてもらうようにします。これにより運営者の皆様が不適切なコンテンツがないかを確認する際の手間を軽くすることができます。

    また、キーワードフィルタリングなどを利用して、アダルトコンテンツや暴力的なコンテンツなどプログラム ポリシー違反に関連するキーワードを設定します。

    *キーワードフィルタリングについて、Google AdSense で詳細を提供することはできません。お手数ですが、検索していただき情報を確認いただきますようお願いします。

  4. CAPTCHA の設置
    機械によってスパムコメントが投稿することを防ぐために CAPTCHA を設定することも効果的です。ご利用のホームページ・ブログサービスによってCAPTCH の設定方法が異なりますので、検索して確認いただきますようお願いいたします。

監視に役立つヒント

  1. ユーザーからのレポート機能
    コンテンツのガイドライン違反にユーザーが気づいたとき、コンテンツ違反を連絡できるような機能(不適切なコンテンツの報告ができるフォームや連絡先など)を設定します。

  2. 定期的なチェック
    ページビューが高いページ、動画、画像などを中心に定期的に違反しているコンテンツがないかを確認し、対処してください。

  3. サイト検索
    成人向けなど不適切なキーワードがないかを確認します。Google で”site:”という言葉に続けてドメインを入力すればそのサイト内を検索することが可能です。ドメインの後にスペース(空白)を入れて、思い当たる不適切なキーワードを入れてください。
    • site: ご自分のサイトのドメイン キーワード
      (例: site:example.com OOOO)
ポリシー違反がないことを確認する作業は手間のかかるものですが、広告主・サイト運営者様・そしてユーザーすべてに支持されるサイト運営のため、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

Posted by Inside AdSense チーム