2011 年 10 月 14 日
ラベル: AdMob

先日、Inside AdSense では、モバイル アプリケーションのビジネス モデルの事例をご紹介しました。今回は、無料版での広告モデルを中心に、ビジネス モデルを構築するための 4 つのステップを順番にご紹介します。
  1. マーケティング
  2. 収益化
  3. トラッキング
  4. 評価

1. マーケティング
まずは、アプリケーションをより多くの人に利用してもらうためのプロモーションを考えます。大きく分けて以下の 4 つの方法があります。
  • 第一印象で惹きつける
    注目を集められるような、アイコン・名前・説明などを考える必要があります。アプリケーションのターゲットを明確にして、そのターゲットに魅力的なアイコンや名前を考えましょう。
  • 口コミを利用する
    多くのユーザーが知り合いの紹介でアプリケーションをダウンロードしています。ソーシャルメディアの共有機能を組み込むのはもちろん、ユーザーが他の人に共有するとメリットがある仕組みを取り入れることも考えられます。
  • モバイル広告ネットワークを利用する
    モバイル広告ネットワークを利用して、まだ皆様のアプリケーションを利用していないハイエンド端末を利用しているユーザーにリーチすることも効果的な方法の一つです。

  • 製品間でプロモーションする
    自社のアプリケーション間でお互いのアプリケーションの宣伝をすることもできます。これについてはさらに詳細を下記でご案内します。


2. 収益化
アプリケーションから収益を上げる方法としては、アプリケーションの有料化、アプリケーション内での課金、そしてアプリケーションでの広告収入があります。

「有料アプリ + 無料アプリへの広告配信」という戦略
多くの開発者様がアプリケーションの有料化という方法を最初の方法として選ばれます。しかし、ユーザーが無料アプリケーションを好む傾向があること、また継続的に安定したダウンロード数を保つことが難しいという 2 つの難点があります。

そこで、Agnry Birds の事例でもあったように、AdMob を利用して無料アプリケーションに広告を配信する方法を追加することをお勧めします。

広告収益はダウンロード数の増減に左右されない比較的安定した収益を得ることができます。有料アプリケーションやアプリ内課金などの方法に無料アプリケーションでの広告収益を利用することで安定性と収益の向上の両方を考えることができます。




App Galaxy で事例として紹介している「Ant Smasher」を開発したBest, Cool & Fun Games 社では、無料版と有料版を併用し、無料版に有料版を紹介する自社広告(上述したクロスプロモーション)を行うことで両方の収益化を達成しました。

また、前回のブログでご紹介した 「Angry Birds」のRovio Mobile 社では、「Mighty Eagle」という製品を出すことで無料版広告モデルとアプリ内課金を組み合わせています。


3. トラッキング
ダウンロード数とともに、どのようなアクションがアプリケーション上で行われているのか、その割合はどの程度なのか、と言った数値は、ユーザーを定着させるため、また、新しいユーザーを獲得するためにも必要です。モバイル アプリケーション用の Google Analytics を利用して、ユーザーのニーズを探りましょう。


4. 評価
無料アプリケーションと広告を組み合わせる場合は特に、ユーザーの定着率が収益を大きく左右します。3 のステップで確認した情報を元に、新しいコンテンツを定期的に配信する、報酬や特典、ユーザーとのコミュニケーションなどユーザーがアプリケーションを使い続ける仕組みを考えることが長期的な安定した収益をもたらす重要な鍵となります。


App Galaxy でも、モバイル アプリケーションの収益化ヒントをそれぞれの段階でご紹介しています。あわせてご参照ください。

Posted by 黒川 彩子 - Inside AdSense チーム

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