近年、高機能モバイル端末・スマートフォンの伸びは著しく伸びており、この Inside AdSense でも対応の方法などをご紹介してきました。その一方、サイト運営者様からは「自分のサイトも対応する必要があるかわからない」、「どの程度伸びているのかわからない」という疑問の声もいただいています。

そこで今回はGoogle アナリティクスを用いて、皆様のサイトの各高機能端末からのトラフィックを確認する方法をご紹介します。


■ 高機能端末からのトラフィック 確認方法

  1. Google アナリティクス(注 1)にログインします
  2. 対象のプロファイル(注 2)を選択して下さい
  3. [ユーザー] ページから [モバイル] を選択します
これにより、各モバイル端末からのアクセスを確認することができます。どのように使えばよいかさらに詳しく見てみましょう

■ PC とモバイル端末の割合を比べる
まずは、[サマリー] ページからパソコン(デスクトップ)とモバイル端末の比較することができます。グラフの右下にある [表示] から円グラフを選択して、円グラフ表示に切り替えるとよりわかりやすく比較できます。

サイトによってはスマートフォンユーザーの比率が3割を超えている場合もあります。

1ヶ月、また可能であれば、日時設定で 2010 年から 2012 年の長い期間で確認することをおすすめします。多くのサイトでは、スマートフォンからのトラフィックが急激に伸びていることが確認できると思います。

 各端末の割合を調べる
[デバイス] ページを選択すると、各端末の詳細を見ることができます。具体的にはiPhoneユーザーとAndroidユーザー、各タブレットのページビューや、直帰率、滞在時間などを比較できます。

*Google アナリティクスを利用していない場合は、まず登録をした上で、コードを設定してください。データはコード設定後から保存されます。分析は、少なくとも1週間以上データが溜まってから行われることをおすすめします。
*プロファイルについての説明はアナリティクス公式ブログ「アカウントとプロファイル」に画像付きで解説されています

 比較後の対策
上記の手順でサイトの傾向を確認し、もし下記 2 点が該当する場合は、スマートフォン用の UI (ユーザーインターフェイス)の作成を強くおすすめします。
  • スマートフォンからのトラフィックが20%以上ある
  • スマートフォンからの直帰率や滞在時間がデスクトップより悪い
    極端に直帰率が高い、滞在時間が極端に短い場合、ユーザーがそのサイトのスマートフォンでのユーザーインタフェース(UI) に満足していない可能性があります。
Google アナリティクスを活用してサイトのユーザーインタフェースを整えることで、ユーザー様、広告主様、ひいてはサイト運営者様に支持されるサイト作りに役立ててください。

Posted by アナリティクス担当 清水 千年

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2012 年 2 月 28 日