ポリシーに関するヒント: 著作権侵害について
Posted:
Wednesday, September 5, 2012
インターネットの利点の 1 つは、指先の操作だけで魅力的な情報やエンターテイメントに触れることができる点です。気が向いたらすぐに動画を見ることも、音楽を聴くことも、ニュースを読むこともできます。しかし、これらのコンテンツが著作権法によって保護されている可能性がある点に、注意する必要があります。
そこで今回は、著作権で保護されているコンテンツに関する AdSense ポリシーについてご説明するとともに、準拠するためのヒントをいくつかご紹介します。
■ AdSense ポリシー
使用許諾を得ずに、著作権で保護されているコンテンツを広告とともに表示する行為は、AdSense ポリシーに違反します。つまり、著作権法違反のコンテンツや、それらのコンテンツに誘導するリンクと一緒に AdSense 広告を表示することは、許可されていません。詳しくは AdSense プログラム ポリシーを御覧ください。
■ 著作権による保護とは
一般的に、オンラインで表示されるオリジナルかつクリエイティブなコンテンツは、著作権法で保護されています。中には、事実に基づくコンテンツや公開ドメインにあるコンテンツなど、例外もいくつかありますが、一般的に著作権法の保護対象は広範囲に及びます。
■ コンテンツを使用する権利を保持しているか
特定の使用許諾を得ている場合や例外が適用される場合を除いて、テレビ番組や映画、流行歌などの人気の高いエンターテイメントをウェブサイトで提供することは、著作権の侵害にあたります。
コンテンツを一から完全に作成した場合は、そのユーザーが著作権所有者となります。著作権所有者は、そのコンテンツを自由に収益化できます。コンテンツを自分で作成していない場合や他のサイトのコンテンツを基に作成した場合は、使用許諾を得ているか、または例外が適用されるかをご確認ください。
自分のウェブサイトに掲載するコンテンツについて、著作権所有者から許可を得ている方もいるでしょう。このような許可は通常、ライセンスと呼ばれます。この場合、コンテンツの用途が保持しているライセンスに沿っている限り、問題はないはずです。
また、著作権法には例外も定められており、特定用途に適用される可能性があります。アメリカにおける公正使用や他国の類似する例外規定では、特定用途に限り著作権で保護されているコンテンツの使用を許可しています。一般的な例としては、批評や研究を目的とするケースが該当します。著作権法には他にも例外があります。
Google では著作権侵害に荷担する可能性のある形での AdSense の使用を禁止しています。著作権で保護されているコンテンツを使用しているサイトやリンクを設定しているサイトが、明確な法的根拠を示すことができない場合は、しかるべき措置を講じることがあります。
また、許可を得ずに著作権で保護されているコンテンツと、同じページに広告を表示する行為は、AdSense ポリシーに違反します。これには、このようなページに誘導するようなコンテンツも含みます。この種のサイトには、フォーラムやブログ、コミュニティ サイトなど、さまざまなタイプがありますのでご注意ください。
■ 著作権侵害の報告
AdSense プログラムに参加しているサイトが、使用許諾を得ずに著作権で保護されているコンテンツを掲載していると思われる場合は、こちらのフォームを使用するか AdChoices アイコンをクリックしてご報告ください。著作権に関する問題や AdSense の詳細については、ヘルプセンターをご覧いただくことをおすすめします。
Posted by Ben Barkhoff - AdSense ポリシー チーム
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2012 年 9 月 5 日