先週ご紹介した記事では、マルチ スクリーン対応サイトを構築する際の 3 つの方法、
  • レスポンシブ ウェブデザイン (RWD) 
  • デバイスに応じて動的にコンテンツを配信
  • モバイル専用サイト
をご紹介しました。しかしどの方法を選んだとしても、ウェブサイトを運営し、コンテンツを充実させるためウェブサイトを収益化する方法が必要です。そこで、本日はコンテンツ向け AdSenseカスタム検索広告ユニットご自身のウェブサイトに合った収益化の方法をご紹介します。

 iPhone や Android などのハイエンド端末向けに開発されたモバイル サイトは、ほとんどの場合標準のコンテンツ向け AdSense の広告ユニットをご利用いただけます。尚、WAP や i モードなどからインターネットに接続するタイプのフィーチャーフォンに対応しているモバイル サイトでは、モバイル向け AdSense を使う必要があるのでご注意ください。

 コンテンツ向け AdSense とカスタム検索広告ユニットは、どちらも既存の AdSense アカウント内から作成でき、広告コードもPC サイト向けのコンテンツ向け AdSense のものと同じです。また、ハイエンド端末向けに開発されたモバイル サイトでは、モバイル サイト専用に適した広告サイズもご利用いただけます。例えば、次のモバイル バナーの広告サイズは 320×50 です。




【最適化のヒント】

 モバイル サイトでは 320×50300×250 の広告サイズが最も収益性が高いことがわかっています。PC サイト向けの AdSense 最適化のヒントのほとんどがモバイル サイトにも当てはまりますが、モバイル サイトでのご利用を始める際、以下の最適化ヒントをご活用ください。

  • さまざまな広告サイズ(320×50、300×250、200×200、250×250)の実装を試してみましょう。

  • レスポンシブ ウェブ デザイン (RWD) のウェブ サイトには、RWD に対応したレスポンシブ広告ユニットをご活用ください。

  • 広告の掲載位置を変更してみましょう。

  • 広告のデザイン(色、フォント、枠線)を変更してみましょう。

  • 広告ユニットは最大 3 つまで導入可能です。
またウェブ サイトに独自の検索機能がある場合は、モバイル版カスタム検索広告をご利用いただけます。尚、Google 検索ボックスを導入している場合は、モバイル版カスタム検索広告はご利用いただけません。

 カスタム検索広告は、職業紹介、求人案内、旅行、不動産、e コマースのような業種のウェブサイトに適しています。

 また、カスタム検索広告はサイトを収益化できるだけでなく、広告ユニットのデザインも簡単にカスタマイズし、お客様のモバイル サイトのデザインと合わせることも可能です。

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 次回以降の「マルチスクリーンへの対応シリーズ」の記事では、アプリ向けのモバイル ソリューションである AdMob について詳しくご紹介する予定です。また、来週 11 月 26 日から 3 週間にわたってお届けする「熱血!AdSense 部 オンラインセミナー マルチスクリーンを学ぼう」への参加もお待ちしています!

【関連リンク】
マルチスクリーンへの対応 ブログシリーズ

Posted by Eri Shikamura- Inside AdSense チーム

2013 年 11 月 22 日