Google アナリティクスのデータを活用してコンバージョン数を増やそう!アナリティクスシリーズ 第 5 弾
Posted:
Tuesday, March 4, 2014
アナリティクスシリーズ第 5 回目はアナリティクスのレポートを活用してサイトのコンバージョン数を増やす方法についてご紹介します。コンバージョンとは、ウェブサイトのビジネス成功にとって重要なユーザーによる操作や行動が完了することで、サイトでの目標の達成度を測定するための主要な指標です。
本日ご紹介する記事は、特に e コマース関連のサイトを運営しているサイト運営者様におすすめです。ユーザーの意図や広告費の投資対象などの重要な要素を把握するためには、サイト上で何がコンバージョンを引き起こしているのかを正確に知り、サイト運営に活かしましょう。
1. [ページの価値]の数値から各ページの価値を算出し、コンバージョンと収益の高いページを特定する
[ページの価値] (英語・*注 1)の数値を見ると、どのページがコンバージョン数や収益の向上に貢献しているかを把握できます。トラフィック(ページビュー数)は多いものの、[ページの価値] の数値が低いページがないか確認してみましょう。そうしたページがなぜコンバージョンに貢献できていないのか、どうすれば貢献できるのかを考えることが重要です。
たとえば e コマースサイトの場合、ユーザーがコンバージョンに至る前に必ず閲覧する、購入手続きのページが最も価値が高いページとなるでしょう。
[サイト コンテンツ]、[すべてのページ] の順にクリックすることで参照できます。
2. [マルチチャネル]レポートでより効果的にコンバージョンをトラッキングする
[マルチチャネル] レポートでは、さまざまな参照元にまたがったユーザーの行動を把握できます。複数のトラフィックチャネルがどのように連携して売上やコンバージョンに至っているのかを分析することが可能です。どのメディアに広告費を投じるべきか、どのキーワードやプレースメントに広告費を投じるべきかなど、マーケティングの重要な意思決定をする際にも役に立ちます。
[マルチチャネル]レポートは [コンバージョン] セクションから参照できます。
3. [サイト内検索] レポートを参照しユーザーが求めている情報は何かを把握する
[サイト内検索] レポートは、ユーザーのサイト内の検索エンジンの利用状況を把握できます。サイト内検索を行ったユーザー数、再検索数、検索傾向、ユーザーが検索を行っているページ、検索後に到達したページやコンバージョンとの関連性などを確認できます。サイト上の検索ボックスの利用状況は、ユーザーのニーズを知る上で重要です。まだご自分のサイトに検索ボックスを導入していない方は、Google のカスタム検索エンジンのご利用をおすすめします。
[サイト内検索] レポートは Google アナリティクスの [行動] セクションから参照できます。
AdSense チームでは、ページの価値とコンバージョン数を把握する際に役立つ「Content Evaluation Dashboard」(英語)というカスタムのマイレポートをご用意いたしました。ぜひダウンロードしてご利用ください。ダウンロード後はインポートするプロファイルを選択し、アナリティクス アカウントで [カスタム] タブをクリックすれば、いつでも参照できます。
次回は(明日または明後日投稿予定)アナリティクスシリーズを読んだ皆さまからいただいた Google アナリティクスに関する質問にお答えする予定です。お楽しみに!
【関連記事】
Google アナリティクスシリーズ
第 1 弾 ユーザーの理解を深めよう!
第 2 弾 マルチ スクリーン戦略を構築しよう!
第 3 弾 サイトへ繰り返し訪れるユーザーを増やそう!
第 4 弾 ユーザー エクスペリエンスを改善しよう!
*注1)ページの価値:このページまたはページ セットの平均価値です。(トランザクション収益 + 合計目標値)÷(ページまたはページ セットの合計ページ表示数)で算出されます。
Posted by- Cemal Buyukgokcesu Google アナリティクスチーム
本日ご紹介する記事は、特に e コマース関連のサイトを運営しているサイト運営者様におすすめです。ユーザーの意図や広告費の投資対象などの重要な要素を把握するためには、サイト上で何がコンバージョンを引き起こしているのかを正確に知り、サイト運営に活かしましょう。
1. [ページの価値]の数値から各ページの価値を算出し、コンバージョンと収益の高いページを特定する
[ページの価値] (英語・*注 1)の数値を見ると、どのページがコンバージョン数や収益の向上に貢献しているかを把握できます。トラフィック(ページビュー数)は多いものの、[ページの価値] の数値が低いページがないか確認してみましょう。そうしたページがなぜコンバージョンに貢献できていないのか、どうすれば貢献できるのかを考えることが重要です。
たとえば e コマースサイトの場合、ユーザーがコンバージョンに至る前に必ず閲覧する、購入手続きのページが最も価値が高いページとなるでしょう。
[サイト コンテンツ]、[すべてのページ] の順にクリックすることで参照できます。
2. [マルチチャネル]レポートでより効果的にコンバージョンをトラッキングする
[マルチチャネル] レポートでは、さまざまな参照元にまたがったユーザーの行動を把握できます。複数のトラフィックチャネルがどのように連携して売上やコンバージョンに至っているのかを分析することが可能です。どのメディアに広告費を投じるべきか、どのキーワードやプレースメントに広告費を投じるべきかなど、マーケティングの重要な意思決定をする際にも役に立ちます。
[マルチチャネル]レポートは [コンバージョン] セクションから参照できます。
3. [サイト内検索] レポートを参照しユーザーが求めている情報は何かを把握する
[サイト内検索] レポートは、ユーザーのサイト内の検索エンジンの利用状況を把握できます。サイト内検索を行ったユーザー数、再検索数、検索傾向、ユーザーが検索を行っているページ、検索後に到達したページやコンバージョンとの関連性などを確認できます。サイト上の検索ボックスの利用状況は、ユーザーのニーズを知る上で重要です。まだご自分のサイトに検索ボックスを導入していない方は、Google のカスタム検索エンジンのご利用をおすすめします。
[サイト内検索] レポートは Google アナリティクスの [行動] セクションから参照できます。
AdSense チームでは、ページの価値とコンバージョン数を把握する際に役立つ「Content Evaluation Dashboard」(英語)というカスタムのマイレポートをご用意いたしました。ぜひダウンロードしてご利用ください。ダウンロード後はインポートするプロファイルを選択し、アナリティクス アカウントで [カスタム] タブをクリックすれば、いつでも参照できます。
次回は(明日または明後日投稿予定)アナリティクスシリーズを読んだ皆さまからいただいた Google アナリティクスに関する質問にお答えする予定です。お楽しみに!
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第 4 弾 ユーザー エクスペリエンスを改善しよう!
*注1)ページの価値:このページまたはページ セットの平均価値です。(トランザクション収益 + 合計目標値)÷(ページまたはページ セットの合計ページ表示数)で算出されます。
Posted by- Cemal Buyukgokcesu Google アナリティクスチーム
2014 年 3 月 5 日