マルチスクリーン対応のすすめ - 今すぐアクションを起こすべき 3 つの理由
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Sunday, May 31, 2015
「2014 年までにモバイルがデスクトップのインターネット アクセスを追い抜く」*という見出しがメディアを賑わせたのは数年前。今やその転換期を過ぎ、モバイル端末における AdSense の表示回数は前年比 70% 増に達しています。そんな今だからこそ、マルチスクリーンに対応したウェブサイト作りがこれまで以上に重要、そして必須になってきます。なぜ今すぐマルチスクリーン化に向けたアクションを起こすべきなのか?3 つの理由をまとめました。
1. モバイル版 Google 検索のアルゴリズムが変わりました
先日、当ブログにてお知らせしたように、Google の検索結果のランキングを決める要素の 1 つとして、マルチスクリーン対応度が追加されました。これにより、モバイル端末に対応しているウェブサイトは非対応のサイトに比べ、モバイル ユーザーに見つけてもらいやすくなります。このアルゴリズムの変更に伴い、ユーザーの目に触れにくくなるモバイル端末非対応のウェブサイトが、アクセス数や AdSense の収益という点で長期的な影響を受ける可能性があります。
2. マルチスクリーン対応の成果を実現するウェブサイトが増えています
マルチスクリーン対応には時間がかかりますが、費やした時間に見合う価値があります。マルチスクリーン対応したサイトより、アクセス数やサイト滞在時間の増加、AdSense のパフォーマンスの向上などといった目覚ましい成果が続々と報告されています。digiSchool、Famous Birthdays、ThriftyFun.com をはじめ、マルチスクリーン対応の成功事例をご覧ください。
3. ポリシー対策をサポートする豊富な関連情報が入手できます
小さな画面での広告配置など、ポリシー違反への懸念がマルチスクリーン対応に踏み切れない原因になっているかもしれません。そこで、ウェブサイトをモバイル端末向けに最適化するにあたって気をつけるポイントを、ヘルプ センターに新しくまとめました。
マルチスクリーン戦略を進めるにあたって、マルチスクリーン対応ガイドラインを今一度ご確認ください。このガイドには、マルチスクリーン対応の基本から実践まで、知っておきたい必要な情報がすべて揃っています。
*出典: Mary Meeker 氏、2012 KPCB Internet Trends Year-End Update
Posted by Maiko Fujita - マルチスクリーン ストラテジスト
2015 年 6 月 1 日