このブログをご覧頂いているサイト運営者様の中には、スマートフォン向けサイトを既にお持ちの方も多いかと思います。今回は、スマートフォン向けサイトの構築をご検討中、また既にお持ちの方向けに最適化方法をご案内いたします。


1. スマートフォンからのトラフィックをチェックする

まだスマートフォン向けサイトをお持ちでない場合は、まず、どのくらいのユーザーがスマートフォンからサイトを見ているかをまず確認し、その潜在性を探ります。

確認方法
スマートフォンからのトラフィックを確認するには、2 つの方法があります。


A. AdSense のプラットフォーム別レポートを利用する
  1. AdSense の新しい管理画面にログインします
  2. [パフォーマンス レポート] に移動します
  3. 左のナビゲーションから [プラットフォーム] を選択するとハイエンド端末の数値を確認できます
B. Analytics のモバイルレポートを利用する
  1. Google Analytics の管理画面にログインします
    *既に AdSense と Analytics を統合している場合は、AdSense の管理画面の [サマリー] から [Google Analytics で成果を確認] をクリックして表示することも可能です。
  2. 左のナビゲーションから [ユーザー] を選択し、さらに [モバイル] から [携帯端末](新しいバージョンを利用されている場合は[デバイス])を選択してください

2. スマートフォン向けサイトに最適化する

すでにサイトがある場合は、そのサイトに最も合った AdSense が設定されているかを確認してみましょう。基本的には以下が最適化のポイントとなります。
  • フォーマットコンテンツ向け AdSense で以下 4 つのフォーマットのどれかを選択します
    • モバイル バナー(320x50)
    • レクタングル(中)(300x250)
    • スクエア(250x250)
    • スクエア(小)(200x200)
  • ポリシー・サイトに沿った配置
    • プログラム ポリシーにあるように、1 ページに対し、表示できる広告ユニットは最高 3 つまでです。
    • スマートフォンでは、1 つの表示可能なページ(1 ビュー)に表示できるコンテンツ向け AdSense の広告ユニットは 1 つのみです。
    • 一般的には、ページ上部には [320x50] 、ページ下部には [300x250] もしくは [320x50] を設置すると効果的です。
以下におすすめの配置例をご紹介します。
      お勧めの配置例 (クリックで拡大します)
    なお、最適化はあくまでもサイトの内容や構成によりますので、まずは上の基本的な最適化を行っていただき、結果を比較して皆様のサイトに最適な配置を確認していただくことをおすすめいたします。

    Posted by Inside AdSense チーム


    追記 (2012/2/16)スマートフォン対応フォーマットがコンテンツ向け AdSense から作成可能になりました。この変更に伴い、スマートフォン対応の広告ユニット作成の手順を修正し、最適化のヒントを追記しました。


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