ユーザー エクスペリエンスの 5 原則 パート 3
Posted:
Tuesday, November 13, 2012
このシリーズでは、サイト設計において意識するべきユーザー エクスペリエンスの 5 つの原則を、3 回に分けてご紹介します。今回は最終回となるパート 3 です。
パート 1ではサイトを設計する上で重要なヒントと、サイトとユーザー両方の目的を見定める方法について、パート 2 ではサイト内でユーザーを的確に誘導する方法と、PC サイトとモバイル サイトの異なるサイト作りについてご紹介しました。シリーズ最終回となる今回の記事では、ユーザーに繰り返しサイトを訪問してもらうための戦略をご紹介します。
ユーザーに繰り返しサイトを訪問してもらう
ここまで、ユーザーの求めるものを把握する方法と、それをユーザーに提供する方法についてご紹介しました。しかし、ユーザーに繰り返しサイトを訪問してもらうにはどうすればよいのでしょうか?繰り返しサイトを訪問してもらうユーザーを増やすことはとても重要です。そのためには、単にユーザーの質問に答えるだけでなく、サイトを再訪するべき理由を与える必要があります。
ヒント:
以下、1 回限りのサイト訪問者に繰り返しサイトを訪問してもらうための方法をいくつか紹介します。
- 新しいコンテンツ: まず第一に、質の高い新しいコンテンツを常に提供することが重要です。また、主要なランディング ページで新しいコンテンツをアピールするようにします。
- 関連コンテンツ: サイト内の類似コンテンツをユーザーに提示します。同じテーマの人気コンテンツへのリンクを集めたセクションを用意しましょう。ユーザーの関心を引くことができます。
- ソーシャル: ユーザーのお気に入りのソーシャル ネットワークで、つながりを持ってもらえるようにします。主要なソーシャル ネットワークでは、サイトに設置できるウィジェットを用意しており、ウィジェット経由でユーザーにフォローしてもらうことができます。フォロワーに対しては最も人気のあるコンテンツを強調し、サイト再訪を促します。
- メール: 最新情報やニュースレターを配信するメーリング リストを作成し、ユーザーがいつでも登録できるようにします。
- ユーザーの関与: フォーラム、レビューシステム、おすすめ機能などを用意し、ユーザーがコンテンツに関与しやすいようにしましょう。
例:
たとえば、ユーザーが仕事を検索して応募することができる、求人情報サイトを運営しているとします。さまざまな方法でユーザーの再訪を促すことができるでしょう。たとえば、検索条件に合った求人情報が追加された際に、メールで通知する機能を用意します。また、その週に新たに追加された求人情報の件数を表示し、常時新しい情報が追加されていることをアピールします。
3 回にわたってユーザー エクスペリエンスについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ご紹介したヒントが、お客様のサイト設計や、ユーザーに優れた体験を提供するためにお役に立ちましたら幸いです。
関連資料:
Google+ ページを作成して、コンテンツのシェアや配信を行うことができます。
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2012 年 11 月 13 日