複数のサイトを管理するお客様からよく寄せられるご要望の 1 つに、サイトごとに異なる広告をブロックしたいというものがあります。例えば、子供向けサイトとスポーツ関連サイトを運営している場合に、子供向けサイトでカテゴリを指定してブロックした広告を、スポーツ関連サイトでは表示できるようにしたい、というご要望です。

こうしたニーズにお応えして、近日中にコンテンツ向け AdSense で、より細かくブロック機能をご利用いただけるようになります。新たに追加されたブロック機能をご利用いただくには、次の 2 つの手順が必要です。

1. サイト管理
サイト単位でのブロックを可能にするには、所有しているドメインやサブドメインを予め登録しておく必要があります。これには、[ホーム] タブの [アカウント設定] ページで、[アクセスと認証] セクションを表示し、[所有] サイト リストを作成します。

このリストには、既存の URL チャネルのドメインが既に含まれていますが、登録されていないドメインやサブドメインを手動で追加することもできます。また、自動的に作成される [未申請] のサイト リストから、サイトを選んで所有サイトとして申請することもできます。

[未申請] のサイト リストには、広告のインプレッションが発生したすべてのサイトが表示されます。リストに手動でサブドメインを登録すると、登録したサブドメインのページでブロックした広告でも、トップレベル ドメインでは表示させるといったことが可能になります。

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2. サイト単位のブロック
[所有] サイト リストを設定したら、[広告の許可とブロック] タブを表示します。このタブの内容は一部が更新され、ナビゲーション バーとタブが新しくなったほか、サイト単位のブロック オプションなどが追加されました。

[所有] サイト リストは、ナビゲーション バーの [コンテンツ向け AdSense] に表示されます。特定のドメインやサブドメインで広告をブロックするには、左側のナビゲーションのリストから、対象のドメイン(サブドメイン)を選択して設定を変更します。ブロック設定の変更をすべてのサイトに適用するには、左側のナビゲーションで [すべてのサイト] を選択します。

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サイト単位のブロック機能を使用すると、URL ごとに広告をブロックできます。デリケートなカテゴリや、一般カテゴリのブロックもご利用いただけます(利用可能な言語のみ)。ブロック リストに登録できる URL の数は、最大 500 個までです。また、広告のブロックにより獲得可能な収益を逃してしまう場合もあるため、広告のブロックは慎重に行ってください

ご利用にあたっては、サイトの管理サイト単位のブロック ルールの設定手順について、ヘルプセンターで詳細をご確認ください。

Posted by Adomas Paltanavicius - AdSense エンジニア

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2012 年 12 月 3 日