前回は、AdSense で効果的に収益を上げるためのヒントをご紹介しました。今回は、ワンランク上のヒントをご紹介します。リストの項目をチェックしながら、ヒントを一つ一つ実践してみることをおすすめします。

1. サイトのユーザーの利便性を高める 
ユーザーの利便性は、サイトの成否を分ける重要な要素です。多くのサイトが似たようなサービスを提供する状況で重要なことは、より優れた利便性の提供によって、ユーザーに分かる形で差別化を図ることです。ユーザーがサイトに向ける集中力は限られています。わずか数秒のうちに、ユーザーを目的のコンテンツへと誘導しなければなりません。ユーザーの利便性を改善するヒントについては、こちらの 3 本のブログ記事をご覧ください。

2. 最初の広告ユニットを重視する
AdSense では最高額の広告がサイトのページに最初に読み込まれるため、収益向上を図るには、最も成果の高い広告ユニットを HTML コードの先頭に記述します。コードの変更は、こちらの手順で行ってください。

3. クローラ エラーを修正する
サイトの内容をクローラが正確に把握できないと、関連性の高い広告が表示されません。アカウントの設定セクションでクローラ エラーの有無をチェックし、エラーがある場合はこちらのブログ記事で対処方法をご確認ください。

4. モバイルを活用する
近年は、モバイル ユーザーが急増しています。サイトのモバイル戦略を立案し、実践する過程で Google が提供するモバイル向けサイト作成のための 10 のヒントスマートフォン対応のためのヒントをお役立てください。

5. Google+ ページを作成してユーザーとつながる
Google+ の各種ツールを利用すると、新しい方法でユーザーにアプローチできます。この + ページでは、記事、写真、YouTube 動画を共有できるほか、ライブ配信も可能です。また、+1 ボタンも表示されるため、ユーザーにワンクリックでお客様のビジネスを推奨してもらうことができます。Google+ ページはサイトを補完する手段であり、サイトのコンテンツに誘導する前の段階でユーザーのエンゲージメントを促進、測定することができます。ブログの Google + に関連するシリーズに目を通し、Google+ を利用してみましょう。

6. DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダードを利用する
オンライン広告ビジネスの成長に伴い、他の広告ネットワークの利用や広告主との直接取引を開始しているサイト運営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。Google の無料広告配信ソリューションである DFP スタンダードを利用すると、AdSense 以外のパートナーも利用している場合に、広告掲載のタイミングや場所、方法をよりきめ細かく管理することができます。

「最適化チェックリスト」を 2 回にわたり、お届け致しました。皆様のサイト運営にお役立てください。

Posted by Jamie Firkus - Inside AdSense チーム

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2013 年 2 月 12 日