AdSense レポートの表示方法の変更について
Posted:
Tuesday, May 7, 2013
サイト運営者様の中には、AdSense や DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダードなど、複数の Google サービスを利用されている方も多くいらっしゃると思います。Google では、各サービス間の連携を強化して、効率よくご利用いただけるようにすることを目指しております。
そして、この度サイト運営者様向けのすべてのサービスにおけるレポートの内容を統一し、精度を高めるため、一部のデータについて AdSense アカウントでのレポートの表示方法を変更しました。
現時点では、月末に表示される収益額には、無効な操作に対する減額が適用されています。これは、無効な操作に対して料金が広告主様に発生しないようにするための措置です。しかし、これまで AdSense のパフォーマンス レポートには、こうした操作に基づくクリック数や表示回数も含まれていました。このような回数の差異をなくし、レポートの精度を高めるため、5 月 1 日以降は無効な操作に基づくクリック数や表示回数は表示されないようになりました。
なお、今回の変更によって皆様の収益が変動することは一切ありません。ほとんどの場合、無効な操作をレポートから除外すると、クリック数と表示回数が若干少なくなるため、クリック単価(CPC)とインプレッション収益(RPM)が少し上がることが予想されます。無効な操作に基づくクリック数や表示回数は今後レポートに含まれなくなるため、クリック率(CTR)などの統計情報はサイトの成果をより正確に反映したものになります。また、AdSense レポートとその他のツールで測定したアカウントの統計情報との間で、より明確な差異が見られるかもしれません。なお、無効な操作の検出方法はこれまでどおりです。
このような無効な操作からウェブサイトを保護する方法については、最新の情報を定期的に確認されることをおすすめします。詳しくは、ヘルプセンターの関連記事をご覧ください。なお、5 月 1 日以前のデータに関しては、影響なくこれまでどおり作成されます。
Posted by Matt Goodridge - AdSense プロダクト マネージャー
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2013 年 5 月 7 日