レポート ディメンションに関する機能を強化しました
Posted:
Wednesday, May 15, 2013
AdSense アカウントの収益を確認し収益向上の機会を把握する上で、パフォーマンス レポートは非常に重要な役割を果たします。AdSense では、お客様からのご意見を参考にレポート機能の改善に継続的に取り組んでいます。
この度、長らくお客様よりご要望の多かった 2 つの改良点を導入することになりました。この改善により、レポート内でより詳細にトラフィックを分割できるようになります。
1. レポート データの国別表示を強化
ディメンションに [国] を選択したレポートでは、ページ上の広告に関心を示したユーザーのデータを国別に確認できます。この [国] のディメンションを、[広告タイプ]、[入札単価タイプ]、[ターゲットのタイプ] のレポートに加え、[URL チャネル]、[カスタム チャネル]、[広告ユニット] の各レポートにも追加できるようになりました。これにより、さらに細かくトラフィックを分割し、地域ごとの掲載結果をより効果的に把握できるようになります。
なお、[URL チャネル]、[カスタム チャネル]、[広告ユニット] での国別表示は、2013 年 3 月 9 日以降を期間に指定した場合にのみご利用可能です。
2. 新しいレポート ディメンションを追加
サイト単位での掲載結果をより詳細に把握できるよう、[所有サイト] という新しいディメンションを導入しました。[所有サイト] とは、サイト管理機能を使用して所有対象に登録されたすべてのサイトを指します。ディメンションに [所有サイト] を選択したレポートでは、[サイト] レポートのデータの一部が表示されることとなります。しかし、[サイト] レポートとは異なり、[所有サイト] レポートには [国] のディメンションを追加できるため、より細かくトラフィックを分割表示し、複数の国ごとにサイトでの広告の掲載結果を把握することができます。
なお、[所有サイト] レポートで参照できる履歴は、サイトが「所有」対象に追加または登録された日時以降のものとなります。また、[所有サイト] レポートに [国] のディメンションを追加できるのは、レポートの期間が 2011 年 3 月 22 日以降に指定されている場合のみです。[所有サイト] のリストから削除されたサイトのデータは、このレポートには表示されません。
今回のレポート機能の改善によって、サイト運営者の皆様がより効果的にデータを分割表示し、サイトを訪れたユーザーのアクセス元や、国別の掲載結果データをより細かく把握できるようになれば幸いです。また、こうしたデータは、不正操作の検出にも役立ちます。データに不審な点がある場合は、サイトで不正操作が発生している可能性もありますのでご注意ください。
Posted by Matt Goodridge - AdSense プロダクト マネージャー
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2013 年 5 月 15 日