あなたに最適なモバイル デバイス対策を見つけませんか? - マルチ スクリーン への対応第 3 弾
Posted:
Wednesday, November 13, 2013
先週ご紹介した記事では、管理画面内でモバイル デバイスからのトラフィックを確認する方法や、実際にモバイル デバイスを使用し、ユーザー目線でご自身のウェブ サイトをチェックする際の 4 つのポイントをお伝えしました。
本日は、マルチ スクリーン対応サイトを構築する際の 3 つの方法をご紹介します。それぞれの方法をご覧いただき、ご自身のウェブ サイトに合った最適なモバイル デバイス対策を見つけましょう。
1. レスポンシブ ウェブ デザイン(以下、RWD):
RWD のウェブ サイトでは、パソコン、タブレット、スマートフォン等、様々な画面サイズのデバイスからアクセスしても、その画面サイズに合わせてコンテンツの配置やサイズが自動的に調整され、表示されます。そのため、リダイレクトを使ったり、デバイスごとに個別のページを作成する必要はありません。あらゆる画面サイズに最適なユーザー エクスペリエンスを提供することができます。そのため、コンテンツの更新は 1 回行えば、あらゆる画面サイズに対応できます。テンプレート、グリッド、スタイル シートや JavaScript などを使って RWD にウェブ サイトを再度構築する必要がありますが、RWD に再構築することで実現できる成果は大きいです。
11 月 26 日より 3 週間にわたって開催予定のオンライン セミナーの第 2 回では RWD に関する内容を予定しています!RWD の導入を検討しているサイト運営者様はぜひご参加ください。
2. デバイスに応じて動的にコンテンツを配信:
デバイスに応じて動的にコンテンツを配信する方法もあります。ウェブ サーバーがユーザーがどのデバイスからアクセスしているかを検出し、そのデバイスに応じて同じ URL でありながら、表示する画面に合わせてページを表示します。
RWD と同様、デバイスごとに最適なユーザー エクスペリエンスを提供することができますが、デバイスごとにそれぞれのウェブ サイトの作成やコンテンツを更新する必要があります。ユーザーに優れたユーザー エクスペリエンスを提供できるよう、まずはスマートフォンとタブレットからのアクセスのうちそれぞれ最もアクセスの多いページから優先的に動的コンテンツを作成しましょう。
3. モバイル 専用サイト:
モバイル 向けに最適化されたウェブ サイトを専用に作成し、モバイル ユーザー専用のウェブサイトに誘導する方法です。モバイル専用サイトは通常のサイトとは別にホストすることが多いため、コンテンツをモバイル デバイスからアクセスしたユーザー向けに完全にカスタマイズすることができます。デバイスに応じて動的にコンテンツを配信する方法と同様、ウェブサイトの作成やコンテンツの更新はそれぞれのモバイル デバイス別に行う必要があります。
次回以降の「マルチスクリーンへの対応シリーズ」の記事では、実際に RWD にウェブサイトを再構築したことによってユーザー エクスペリエンスのみならず、AdSense の収益が大きく改善した事例をご紹介する予定です。また、11 月 26 日より 3 週間にわたって開催予定の「熱血!AdSense 部」オンラインセミナーの詳細についてもお知らせいたします!
引き続き、「マルチスクリーンへの対応 シリーズ」をお楽しみに!
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Posted by Eri Shikamura - AdSense Team
2013 年 11 月 13 日