マルチスクリーン 対応サイトへの 最適化 と 収益化
Posted:
Sunday, March 16, 2014
昨年度お届けしたブログシリーズやオンラインセミナーでは、マルチスクリーンに対応する重要性や、具体的な対応方法についてご紹介しました。
本日はマルチスクリーンに対応したウェブサイトの収益最大化のために、AdSense 広告の最適化のヒントをご紹介します。
1. レスポンシブ ウェブデザインサイトではレスポンシブ広告コードを利用
レスポンシブ広告を使用すると、ユーザーが利用するデバイスに合わせて異なるサイズの広告を表示できます。広告のサイズを調整し、サイトの閲覧に使用された画面の大きさに最適なサイズで広告を表示できます。
たとえば、iPhone では現在 320 px 幅が主流ですが、Android では 480px 幅が主流となっています。コンテンツの下に 300×250 のレスポンシブ広告ユニットを配置しておけば、ユーザーが 340px 以上のデバイスを使用している場合は画面上に 336×280 の広告ユニットを表示し、一方 730 px 幅以上のタブレットを使用している場合は 728×90 の広告を表示できます。
2. モバイルサイトにはラージモバイル バナー (320 x 100) 広告ユニットを利用
デバイスに応じた動的なコンテンツの配信やモバイル専用サイトを構築している場合は、320×100、320×50、300×250 の広告サイズを使用できます。現在 320×50 のバナー広告を使用している場合は、新しいラージモバイル バナー (320×100) の広告フォーマットもぜひお試しください。
320×50 の 2 倍あるラージモバイルバナー 320×100 はユーザーの目に留りやすく、広告主にとっても豊富なコンテンツを提供することが可能で、クリック率やクリック単価の向上が期待できます。なお、ウェブサイトに合った最も効果的な広告ユニットを特定するには、A/B テスト機能を使って収益性を比較することをおすすめします。
3. スマートフォン向けサイトのページ上部に 300 x 250 の設置はポリシー違反
300×250 の広告ユニットをスマートフォン等のハイエンド携帯端末に対応したページ上部の配置することは、ポリシー違反です。スマートフォンで最初に表示される画面領域が広告で占拠されてしまうため、ユーザーエクスペリエンスが損なわれてしまいます。実際にご自身のスマートフォンでユーザー視点で広告の表示が適切かどうかを確認しましょう。
マルチスクリーン対応方法をお悩みの方へ
ご自身のウェブサイトに合った方法を検討する上でお役立ていただけるよう、次回以降の Inside AdSense では、実際にウェブサイトを再構築し、マルチスクリーンに対応したサイト運営者様の事例シリーズをご紹介します。様々な方法で取り組んだ他のサイト運営者様の取り組みとその成果を参考にしながら、ご自身に合った方法をお選びください。
役立つ資料
Inside AdSense YouTube チャンネルでは「マルチスクリーン対応」をテーマにしたハングアウト オンエア シリーズをご覧いただけます。オンライン セミナーではみなさまのウェブ サイトに合ったモバイル デバイス対策を構築する方法や、実際に実装する際の技術的な内容、役立つ資料もご紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
Posted by Eri Shikamura- Inside AdSense チーム
2014 年 3 月 17 日