この度、管理画面内で簡単に A/B テストを行うことができる新しい機能が追加されました。

 A/B テストを実施することで、元の設定パターン A と変更を加えた設定パターン B の収益性を自動的に比較し、データを分析することでより収益性の高い広告の設定を行うことができます。

【新しい A/B テスト機能の特徴】
  • AdSense 管理画面内で直接実施できます。

  • 特定の広告ユニットを対象にした A/B テストの作成、実行、分析ができます。

  • 広告やページのコードを変更する必要は一切ありません

  • 元の広告ユニットの設定パターン (A)とテスト パターン (B)、どちらの設定の収益性が高いかをレポートで比較し、決定します。

例えば、以下のような A/B テストが実施できます。
  • 【テキストのみ】と【テキストとイメージ/リッチメディア広告】の広告設定

  • 枠線のない広告(枠線の色がページの背景色と同色なため、枠線が見えなくなっている状態)と枠線がある広告

  • 最も収益性の高いテキストの色
    例) テキスト色が黒と青、どちらの方が収益性が高いか

【設定・検証方法】

  1. 管理画面内「広告の設定」タブから「テスト」をクリックし、 A/B テストの設定を行います。

  2. 24 時間後、設定した 2 つの広告ユニットの信頼度が表示されます。


    【信頼度とは?】
    長期的に高い収益性を上げる見込みを示します。信頼度は、A/B テストがより長い期間行われることで、変化する可能性があるため、元の広告設定とテスト 設定のどちらかの信頼度が少なくとも 95% に達するまで A/B テストを実施することをおすすめします。

  3. 収益性が高いと判断した広告の設定を選択し、テストを終了します。

  4. テストを終了すると、選択した広告設定が自動的に設定されます。
尚、テストの実施中は、2 つの広告ユニット設定の間で表示回数が最適となるよう、システムが自動的に振り分けをします。どちらかの広告設定の収益性が高くなればなるほど、その広告がより多く表示されます。そのため、A/B テスト実施中でも広告の収益性を最大限に引き出すことが可能です。

 詳細についてはヘルプセンターをご覧ください。また、この新しい A/B テスト機能に関するご意見・ご要望はぜひ AdSense Japan コミュニティにお寄せください。

【関連リンク】
AdSense の導入後 2 ヶ月半の A/B テストを実施した事例「AskDoctors(アスクドクターズ)」エムスリー株式会社

「熱血! AdSense 部 〜 10 の挑戦〜」Week 8 A/B テストで大検証(動画)

Posted by Nick Radicevic - AdSense プロダクト マネージャー

2013 年 11 月 14 日